ベンチをつくって、公園を育てる。|PicLike Camp Vol.5
11月21日(日曜日)
前回植えたハーブもすくすく育つ、道の駅横のPicLike Park(仮)。晴天の中、PicLike Campを開催しました。
(前回の様子はコチラ)
今回も開催日は第三日曜日。
道の駅で開催された Happy Sunday Marketとの同時開催で、延べ300人以上の方が遊びに来る、ゆるりとした公園になりました。
まざる、まざる、多様性。
当日は、いつものように府中ノアンテナメンバーと府中市役所メンバーで会場設営からスタート。
当日は府中市こどもの国 ポムポムも参加。木のおもちゃに、木のプール。ワクワクする空間がどんどん広がります。
自前のテント、UR都市機構からお借りした人工芝や椅子とテーブル。
回を重ねるごとに、いろんな人が空間を彩っていく。府中って、良い街ですね。
さらに当日は土井木工の土井健司さんが声を掛けた仲間たちも参加。
DJブースと、
けん玉のパフォーマーたち。その隣では
もくもくとゲームをする少年たち。
ポムポムから来たボールプールは大人気。
その様子を、テントから眺めたり。
ハンモックでぶらぶらしたり。
DJの仕方を教えてもらったり、
けん玉を教えてもらったり。
府中市役所さんの社会実験でもあるため、参加された方々へPicLikeについて紹介もさせていただきました。
そのうえで、どんな公園が欲しいのかアンケートをとったり、
その横で、ベンチをもくもくと作ったり。
なんだか、「好きなことして大丈夫だよ」って言われているような、独特な心地よさを感じていました。
一見すると、隣合わない要素たち。それが、不思議と混ざり合う。公園って、もしかしたらこういう場所なのかもしれません。
本格的なベンチ作りも体験。
イベント開始時に置いてあったのが、この木材。
シンプルに、木。ここからベンチをつくるにあたって、土井さんが色々と教えてくれました。
座る部分の板は、長さを揃えて切っていきます。
切った板は、並べてまずネジを入れるための穴あけ。
板を並べて、穴をあける。板を並べて、穴をあける。
思ったよりも、大変です。
その横で、足の部分をノミで削ったり。あれ・・・大変?
終盤には、電動工具の使い方がみんな上手になっていました。ビックリ。
思ったよりも大変だと気づいてからは、みんなで集まってまずは1脚を仕上げました。
そして、ついに完成!
二人座っても大丈夫、しっかりしたベンチが出来ました。
端っこにはDDD.Labo 〜スリーディーラボ〜で入れてもらったPicLikeのQRコードもあります◎
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ベンチが出来たら、次はVulca cafeのコーヒーと季のむらcafe〈ひより〉の台湾カステラでゆったりまったりな時間。
ベンチ作り参加者の20名限定で、ゆったりお茶会。
けん玉チームのデモンストレーションも開催され、会場も大盛り上がり。
この時間が一番良かったのでは?そんな声も聞こえてくるような、肩の力がすーっと抜けた時間でした。
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そして残ったもう一脚は、大人が最後に頑張りました。
とっても、お疲れさまでした。
老若男女、みんなで育てる公園へ。
15時までの間に、子どもも大人も集まって、思い思いの時間を過ごしたPicLike Park(仮)。
中には、自分たちの机といすを持参してくれるご家族もいて、うれしい驚きがありました。
緩やかに、自分たちの時間を過ごすことができる場所になった証拠ですかね。第一号の「PicLiker-ピックライカー-」として、表彰させてもらわないと。
道の駅から見ても、なんだか気になる場所になっていました。
12月19日(日)PicLike開催します!
道の駅横の空き地がどう使われるのが理想なのか。それを見つけるための社会実験「PicLike」は、12月で一度終了となります。
また次にどんなことができるのか。引き続き、一緒に作戦会議が出来たらなと思っています。
12月はみんなで遊んで公園づくり。
次回開催も、Happy Sunday Marketと同じ第三日曜日。
ぜひぜひ、遊びに来てください。
先着5名までテントの設営も受け付けます。もちろん、テントサイトは無料。10:00~15:00までの、不思議なアーバンキャンプを楽しみませんか?
新しいPicLikerのご参加、お待ちしております◎
(文 / 写真 ナカニシ ミツヒコ)