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【感性を育てるケの日】〜感性を育てる必要性#2〜

前回から、「感性を育てる」とは?
なぜ感性を育てる必要があるのか?

をテーマに書いています。

前回の記事はこちらからどうぞ。

今回は、このテーマを考えるきっかけになった出来事について。

非常に子沢山で、お子さんへの愛情もたっぷりの家庭を切り盛りしながら、そしてお仕事が大大大好きな方から、たまにいただく、相談のような日常会話のようなトピック、

「ママが、自分の好きなことをしているのが一番だよね」

ということについてです。

ママが自分の好きなことを我慢しすぎたり、自分を後回しにしすぎたりせず、楽しそうに毎日を過ごしているのは素敵なことだと思います。

特に、小さなお子さんであればあるほど、言葉かけよりも、身近な大人の在り方をよく見ていますから。

そして、そのご家庭のお子さんたちもすくすく立派に育っています。

一方で、お母さんがお子さんとの時間をしっかりと割いてあげること、衣類や身の回りのことをしっかりと整えてあげることで、こんな風に、お子さんのやさしくて賢い姿が見えてくるんだなぁと思える友人親子も見てきました。

実際に自分の娘に対しても、仕事を後回しにして、しっかり時間を作ってあげるほうが、娘自信がしっかり身支度しようとする気持ちが芽生えてきたり、文字を丁寧に正しく書こう(なぐり書き同然だったのに…)、箸をきれいに持とうという気持ちが、娘自身の中に芽生えているのを実感してきました。

なので、結局はそのお子さんに合わせて。もっと言えば、ご家庭の状況、父母のお仕事の忙しさや、家事への能力、父親の女子力の高さなどで、いいバランスを探っていく、探り続けること。

それにしっかりと向き合って、自分が怖がらずに少しでも行動パターンを変えていけば、それが夫婦のコミュニケーションも楽になり、子どもたちの育ちを促し、回り回って大人も子どもも幸せになると思います。

何か、正解・成功パターンがあり、そこにたどり着くまでには、ここまでやれば大丈夫というのがあるのではないこと。そこに向かって先取りをして、先行者の利益を得ようとする先には、豊かさや幸せが待っているわけではないということ、それを深く自覚していく社会になれればと願います。

やはり、そのときに大切になるのは感性。

・自分や家族の状態を把握する力
・その状態に合わせて必要なことを探っていける力
・自分の家族の幸せと、他の家庭の幸せをそれぞれ称賛できる心の在り様

などでしょう。

特に、この探るということ。試し、チューニングしていくときに、「感じる」を多用しているように思います。

次回は、自分の心と身体のことから、感性を考え、「これだ」と思える結論にいたった出来事について、書いていきたいと思います。

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Hiromi T
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