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【感性を育てるケの日】〜感性を育てる必要性#1〜

7月に入り、自分の身の周りに起こったできごとから、「感性を育てる」ということについて、もう一度見つめ直していました。

「感性を育てる」って、どんなイメージがありますか?
なぜ必要だと思いますか?(^^)

感性への着目は、アートへの関心の高まりとも相まって、例えば、

  • 正解のないものへ取り組む創造性

  • 新しい or 自分とは違うものを受け入れる器

  • 今までにないものを生み出す力

そのようなことが浮かぶ方が多いかもしれません。

もちろん、それも大切なことだと思いますし、結果そのようなところにたどり着くと思います。

ですが、私にとっての「感性を育てる必要性」は、もう少し別のところにあります。

ということで、長くなるのでこちらのテーマは3回くらいに渡って書いていけたら良いなと思っています。


#1眼の前の、「その人」の内に必要なことを見ていくこと

「職業柄」という理由でも、「子育て中だから」という理由でも、私は子どもの教育の話には敏感だと思います。

「敏感」というのは、どなたかが持論をお話しているのを聴くと、自分のあまりにも大切なことであるから、どんな意見を話されるのだろうか??反対意見だったらどうしようと、ざわざわした気持ちになったり、「慎重に聞かなくてはならないなぁ」という思いに駆られたりすることです。

そういうときに、そういう自分に思うことは、「〇〇な子には◇◇がいい」「△△理論で考えれば良い」という結論に至ることが、自分にはつくづく向いていないということです。

上手な方は、ある程度一般化できそうなことに対して、オリジナルのメソッドなどを構築されて、

効率よく効果を出す方法を伝える
みなさんに、わかりやすく、伝えやすくする

ということを、実践されていると思います。

なのですが、その中に収まりきらなかったものの方に、私はどうしてもご縁があるようです。

私自信も、そのメソッドに助けられて、「あぁ、本当だなぁ」と深い気付きを得ることは勿論あります。

ですが、次第にそこに身を置いていくと、数式のように「この場合は、★★で考えれば良い」と危険なほどにシンプルに考える癖のようなものを身につけていく人と一定数出会います。

私にとっては、こうした状態がいわゆる”思考停止”ではないかと感じられます。

多くのことは、その理論・メソッドで幸せに解消されるかもしれない。
けれど、そうではないこともある。

そこに思い至らず、思考停止の状態で、
「あなたの悩みは、★★理論で考えればいいのよ」と伝えることが、眼の前の方を深く傷つけることにつながる。

そうした事も目の当たりしてきました。
もちろん、私自身も誰でも、そういう危うさの中に身を置いています。

だから、
★★かもしれないけれど、そうではない可能性がある。
★★と伝えてみたものの、どうやら違うようだ。

それらを感じられる感性があれば、お互いが深く繋がり合い、相互理解へとつながっていくと考えています。

#2は、このことを考え始めるきっかけになった、子どももお仕事も大大大好きな方との会話のことを書いていきたいと思います。




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塚田ひろみ |アーティスト気質のためのビジネスマインダー
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