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「噛んだらあかん!」でも犬の「噛む」行動の大切さを知っていますか?

人を噛んだらあかん!

これは教えていかないといけないんですけど、今日の話はそうじゃなくて。
みなさん、家族や人間関係でこんな経験ありませんか?

「一生懸命伝えたいことがあるのに、全然わかってくれない…」

そんなとき、私たちはなんとかわかってもらいたくて必死になりますよね。
声を大きくしたり、ジェスチャーを使ったり、拗ねてみたり甘えてみたり、まぁあの手この手と作戦を練って…。

私みたいに「もうええわ…」って諦めの早いタイプの人も多いことでしょう。

言葉が通じる人間同士でもこうなんです。
言葉を話さない犬たちが、人間にわかってもらえないジレンマで「いーーーーーーーっ」てなるのは当たり前。

私たちの大切な家族の犬たちは、そう感じている場面が多くあります。
特に「噛む」という行動について、私はこの場をお借りして犬たちの代弁をしたいと思います。

「噛む」という行動は誤解されがちな犬の行動の代表なんです。

犬にとって、噛むことはとても自然な行動で、むしろストレス解消に必要不可欠なんです。
「ストレス発散するぞーー!!いえーーーい!!」なんです。

では、私たち飼い主ができることは何でしょう?
それはもうこれしかありません。
愛犬が安心して噛める「噛んでいいおもちゃ」
というより

「どうぞどうぞ、もう好きなだけ噛んでやってくださいおもちゃ」

を用意してあげることです。

犬は思う存分噛むことで、幸せホルモンの「エンドルフィン」が出てリラックスできるんです。
実はあなたの超お気に入りの靴をガシガシ噛んでいるとき、愛犬は幸せで仕方がないんですねー、かわいいですねー、ねーー。

ワンちゃんによって好みは様々。
ぬいぐるみのような柔らかいものが大好きな子もいれば、 かたい木のおもちゃが大好きな子もいます。

よーく観察していれば、その子の好みはすぐにわかるはずです。

はい、ここで大切なポイント。

  1. おもちゃが破れたり壊れたりしていない?おもちゃは定期的に安全チェック!

  2. たまには新しいおもちゃに替えてあげましょう。人間と同じで、犬も同じものばかりだと飽きます。

  3. おもちゃは愛犬がいつでも取れる場所に置いておいてあげましょう。

とてもシンプルです。

でも、この小さな心遣いをしておくだけで、ほとんどの場合、大切な家具やお気に入りの靴を噛まれて「うわーーーーーっ」てなるトラブルが防げます。

一応、愛犬がそのおもちゃを「噛んでいいんだ!」と覚えるまでの期間は、大切な靴や噛まれそうなモノは愛犬の目から遠ざけておきましょう。

犬もストレスなく、飼い主さんも困らない。
そんな、みんなが幸せな関係を築いていきましょう!


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