見出し画像

愛犬家でも意外と知らないこと

前回と言い、前々回と言いちょっとしつこいかもしれないんですけど、ペットホテルって預けずに済むんであれば、それに越した事は無いんです。

というか預けないほうがいい。


でもどうしても預けないといけない時があるじゃないですか。

たとえば冠婚葬祭なんかそうですよね。
特に突然の不幸があったとき。
一緒に行けない場所の方が多いでしょ?

突然の入院なんかもそう。


泣く泣く預けないといけなくなったそんなとき、ペットホテルに持っていくものをいろいろ考えると思うんです。

いつも食べているフード、トッピングするおかず、いつも使っている敷物やクッションおもちゃ。

それは大体皆さん持ってきてくださるんですね。


ただ犬たちのことを考えたときに1番持ってきて欲しいものがあります。

意外と皆さんこれに気がついていないというか、ご存じない方が多いんです。

それは何かと言うと、飼い主さんの匂いがついたものです。


飼い主さんがいつも着ている服とかです。

家で過ごしているときに、飼い主さんの服の上で寝ている姿を見たことがありませんか?

飼い主さんの服の上って犬にとって落ち着く場所なんです。


これは極端な例になるかもしれませんが、犬が迷子になったときに、犬とはぐれた場所に飼い主さんの服を置いておくとそこに戻ってきて待っていることもあるんです。

飼い主さんの匂いがするからです。


だから、ホテルに預けないといけない時は、飼い主さんの服、別に服じゃなくてもいいんですけど、飼い主さんの匂いがついているものを持っていってあげて下さい。

お店の方に「これを寝るときに一緒に入れておいてください」とお願いしていいと思います。


万が一断られたり嫌そうな顔をされたなら店を変えましょう。

そんなことも理解してくれない店はこちらから願い下げでいいです。


匂いで飼い主さんの存在を感じることができる。

それだけで少しは安心して過ごせるはずです。


どんな状況でも犬たちが追い求めるのは飼い主さんの匂い=存在なんですね。


ペットホテルの犬を送迎でお迎えに行くことがあります。

するとですね、面白いことが起きるんですよ。

送迎で迎えに行った犬は店に着いてからも私に引っ付いて回るんですよ。(たまに例外もありますがほとんどの場合そうなります)


これは迎えに行ったときに私と飼い主さんが話をしている様子を見ていて、私と飼い主さんのつながりを見てるからなんですね。

このおっさんにひっついていれば飼い主さんに会えるとわかってるんです。

すごいですね。
犬たちの能力は奥が深い。


ペットホテルには預けないと思っていても、どうしようもない時がないとは言えません。

普段から用意しておいてあげてください。
古くなったパジャマなんかいいんじゃないでしょうか。

預ける日の前夜にそれを着て寝て匂いをつけまくっておいて下さい。
犬は臭いなんて思いませんから。笑

それほど安心できるお守りはありません。


いいねもフォローも、いただけましたらめっちゃ嬉しいです。

▶️ ドッグサロンfuca
大阪豊中でトリミングとペットホテルとトリミングスクール、サロン開業相談をしています。

この記事が参加している募集

最後まで読んでいただきありがとうございました! サポート(チップや支援)は必要ありません。代わりに無料でできる「スキ」や「シェア」をお願いします。 それが私へのサポートにつながってすんごい喜びます。