微笑みの国で苦手なエビを気合で完食した
สวัสดีคาร์
急になんなんだと。まあそうなりますわね。
サワディカー👏
今日は日帰り比叡山巡りに行ったのですが、そこで仏陀なり、釈迦なり、について、学んできたわけなんですね。
そんなわけで、今週は国民の9割超が仏教徒のタイの小話を書こうかと思います。
就活を終え、学生最後の夏休み。
いつもの裏門組ディープな旅クラブは海外旅行を計画するわけです。
1人はイギリスに行くため予定が合わず、女子2人旅となりました。
いつもは最低限の安全は担保されたホテルで観光やグルメがメインな私たち。
だけど学生最後だし、就活頑張ったし、タイは物価が安いからせっかくなら豪遊したいし、となるわけです。
そりゃそうよ。なんたって華の都内私立文系大学生(大4)ですもの。
そんなわけで、今回の旅は
「マリオットに泊まろう~バンコク・アユタヤ遺跡を巡る3泊4日~」に決定。
贅沢旅なのでLCCは使わないの。タイ国際航空を指定。
(コロナ影響で経営破綻したため、本当に乗ってよかった)
前置き
前日に髪の毛を紫に染め、気分ルンルン。準備万端。
キラキラ☆彡大学生なので、前日の深夜3時に
「パッキング永遠に終わらないのあるあるだよね~~~#明日6時起き」
投稿完了っと。
当日_。
前日の台風の影響で成田空港へ向かう電車・バスが運休。
はて???まじ???無理なんだが???
前日台風やばそうだから前乗りする~?って相談したものの、別に平気っしょWWってことで朝に向かう予定にしていた。
やばい。無理。。。このために頑張ってきたのに。。。
幸い、うちからは車で成田まで行くことがギリギリ可能な距離である。
「お母さん。。。あの。。。送っていただけないでしょうか。。。」
朝7時に土下座をし、なんとか了承を得て、いざ出発。
いや、母親最強なのか。
伊達に弟の少年野球で県内を運転しただけある。
余裕でついてしまった。
実際2時間遅れで就航し、ぎりぎりのところで我々はTHAI LANDへ着陸したのである。
ちなみにタイ国際航空は最高である。機内食はおいしいし、機内は紫を基調とした大変自分好みの空間だ。そしてクルーのお姉さん・お兄さんがホスピタリティ満点の笑顔が素敵な方達で幸せな気分になった。流石微笑みの国。
タイだ!!!いやマジで何が書いてあるのか読めない。
英語でなんとなく意味を理解し、とりあえずBTSに乗る。防弾少年団ではない。Bankok Sky Trainのことである。ならばBSTではないのか。細かいことはいいのだ。
そうしてマリオットのあるスクンビット駅へ向かう。
駅で降りると、暑い。暑すぎる。東南アジアの洗礼を受ける。
この汗をかきながら、あちーって言いながら街を歩く瞬間が一番楽しい。
駅前の公園を抜けたら、見えた!!
キラキラ光るMARRIOTT MARQUIS
やーーんテンション爆上げ。思わずパチリ。
たまたま軍事関係者のフォーラム期間中だったらしく、館内は世界中の軍人が沢山いる。
微妙にどこがカウンターなのか、謎なままチェックインをする。
入室。
やばい。やばすぎる。21階に宿泊したのだがバンコクが一望できる。
最高すぎる。ルンルンウキウキなまま欠かさず
#バンコク一望できるのやばすぎ 投稿完了っと。
2日目。ガイドさんに案内してもらいながらアユタヤを巡る
初日はサクッと近所のタイ風BBQで食事を済ませ(隣の卓にいた韓国人ビジネスマンのビジュアルが最高すぎて、肉を取りに行くたびに凝視して)
2日目は朝からアユタヤ観光ツアー。
まずはせっかく、ハイクラスホテルだもの。腹ごしらえから始める。
あくまでタイ料理がメインだが、世界中の料理が並べられていて、とても楽しかった。朝から3周してしまった。横の欧米系軍服の彼に「まじかよ」って顔をされたが、許せ。私はアスリートではないもの。NoProbrem
ちなみに、パンが最高においしかった。さくさくのクロワッサンにモッチリマフィン。そしてなんといってもパクチー掛け放題スープコーナー。もりもりパクチーである。もちろんチャイもあるよ。もう朝から幸せ。
食べ過ぎて朝ごはん後、トイレにこもったことを除けば。
8時にホテル前にVERTRAで予約したお兄さんが登場。
なんと今回は我々のみだと。想定人数15人て書いてあったじゃん。
ちょっぴり、本当に予約したツアーだろうか。このままどこかへ連れていかれるのでないか。一抹の不安を感じながらGO。
アユタヤまで約1時間。
ちょうど、就職先の看板が見えた
「that's my company! i'll work that company」なぜか興奮して絡む私だいぶキモイな。
あとはKPOPが好きなので、タイでもKPOPって人気?って話していた。
個人的にはブルピンや2PMかなって思ったけど、ダントツでSJなんだって。
人気メンバーはシンドン。ほんまに??間違えてない?確かにシンドンは面白い。そんなことを話していたらアユタヤに到着。
とにかくね、迫力がすごいのよ。街中に突如としてあるんだけど、室町の人間だってアユタヤにいって日本人町を作っていったわけじゃない?
何百年前の日本人もこの風景を見たのかって、エモーショナルな気持ちになる。
一通り巡った後、ランチにいくということで、チャオプラヤ川のほとりにある、工場をリノベしたおしゃれなレストランに到着。とりあえずパッタイが食べたかったのでパッタイをチョイス。
すると、、、。先述のドデカ川エビのパッタイである。
エビ苦手やねんて。。。まじかよ。。。
だけど、エビがメインの料理でエビを残すわけにはいかない。ニコニコして運んでくれた店員に示しがつかない。
もう気合で食べた。
しかもよ、川エビ、多分いい素材だから、すごく濃厚でクリーミーなのよ。
友達は「むっちゃ、おいしい」って連呼していた。
そういえば、ガイドさんは食べないのかな。そう思って周囲を見渡すと、ミネラルウォーターだけ購入し、ソファに座っていた。
更に周囲を、見渡すと客も欧米系のカップルやファミリーしかいない。
ここで、私はガイドブックを見返す。
パッタイ1つ2400円ほどするのだ
賃金の格差やまだまだ発展途上国なんだって再確認してなんとも言えない気持ちになった。
もちろん、自分たち旅行客がお金を使って経済はまわる。
でもまだまだ、工業や産業は成立していないため、観光業に頼らざるを得ないのだ、と。その後の車内でバンコクはとてもじゃないけど、家賃が高くて住めない。車で片道2時間かけて通勤している。だから、いつも渋滞していて困っちゃうんだよって教えてくれた。
キラキラ輝くバンコク都市部はまだまだ住む場所ではなくて、大多数はアユタヤのような牛が道路を歩いていて、コカ・コーラのポスターが貼ってあるプラスチックのテーブル・椅子の売店が立ち並ぶ郊外に住んでいるのだ。
千葉や埼玉から東京に通勤・通学する感覚ではない。
もはや国境を超えるような違いなのだ。
私はふと、20・30年後にまた来たいと思った。
多分、タイはこれからどんどん発展する。元気な国だし、若い人口も多い。
何より、観光に注力していて従来の中国団体客に加えて、欧米人のリゾート先としても注目されつつある。
そんなことを考えているうちに、全ての観光場所を巡り、ホテルについた。
「コップンカー」最後にありがとうの気持ちを込めてキットカットを渡した。キットカット抹茶味は本当に強い。何かあると私は渡すようにしている。ガイドは笑って喜んでくれた。
また今日も、仕事を終え2時間かけて、帰路へつくのだ。
何気なく、物価が安いし、ハイクラスのホテルに泊まりたいから。って選んだバンコク。
だけど、その安さは毎日を必死に働いている人々の支えで成り立っているのだ。
だから、私達は(海外旅行が好きな人は)旅をして、現地の文化・ルール・雰囲気・食に触れながら、経済を回していきたい。いや行くべきなのだと思う。
コロナの収束はいつになるか分からない。
ガイドも含め、観光産業に従事していた人は何をしているのだろう。元気だろうか。
コロナが明けたら、またタイにいきタイ。
ご褒美・贅沢旅!インスタ映え!ではなく、しっかりタイの文化や歴史を復習した上で。
最終日、ターミナル21に入っているマツキヨみたいなドラッグストアでタイの格安コスメのマットリップを購入したのだが、かなりよかった。全色買うべきだった後悔。
あとこれ。店員さんみんな使う、鼻の穴スースーするメンソレータムみたいなやつ。結構在宅勤務で愛用している。
PLAZAで10倍とかの値段で販売していたのは流石に笑ったけど。