活動報告@北軽井沢(1回目) 20230117-18
この度、群馬県の北軽井沢というエリアにある別荘地の1区画の自然活用に関して、地元の企業から委託を受けて活動を開始することとなりました。
自然豊かな別荘地ですが、空き家問題が深刻な課題の一つとしてあります。別荘管理の業務をする中で、豊かな自然を活かしながら、この別荘地の活用を考えられないかと悩んでいるというお話をお聞きし、今回この土地で「自然と共に生きる」をテーマとした場作りを目指した活動を始めることになりました。
活動の場となる別荘地は、浅間山高原エリアに位置しており、数百年に一度噴火により植生がリセットされ、かつ土壌には多くの溶岩石が埋まっている土地であります。
この土壌に対して、何ができるのか?また別荘地という特性も考えてどんな取り組みがよさそうかを検討しました。
今回は別荘だった一つの空き別荘のある一区画の活用なので、家とその周りの空間が活動の場となります。
そこで、”自然の中に生きる”ではなく、”自然と共に生きる”をテーマにおき、自然からエネルギーをもらい、人間が食べたもの、排泄したものを利用して、自然にエネルギーを還元していく、その循環を生み出す為のオフグリッドの家、その周りはパーマカルチャーの知恵を使って、空間の設計を検討しています。
また、地元で活動されている企業の方との取り組みなので、せっかくなので地元の人も巻き込み活動を進めていけるように、色々な人と協働しながらできるような進め方を大事にしたいと思います。
依頼してくださった地元企業は地域の水道屋さんでもあり、事業で使っている技術や知識、備品等を活用してのアイデアが沢山でてきて、FU-SHUメンバーもわくわくが止まりません。
初日となる今回は、まず土壌改善の為のソダ作りと、家の周りの水流れをよくする為に、家を囲うように掘りソダを入れる場所を作りました。
1月はまだまだ雪が残り、土壌もカチカチとした状態ではありましたが、せっせと家の周りを堀りすすめ、周りの木の枝を刈り取り束ねるソダ作りを、企業の社員の方とFU-SHUのメンバーと行いました。
2日間の作業で、家の周りにある程度ソダを埋めていくところまではできたものの、土壌改良にはソダはまだまだ大量に必要。
この後は、空いている時間にソダ作りを進めてもらい、次回のみんなでの作業では、追加でソダを家の周りに埋める予定です。
まだまだ完成には遠い道のりですが、活動の始まりにこれからがとても楽しみです!
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