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ふとした瞬間に、ふとした人から
昨日のランチタイム。会社の食堂にて。Tさんとの会話。
え、なに?またカウンセリング?
また受けようとしてんの?
そうかー。うーん…なんだろう、フーミンはわかってんだよ。何が問題で何をどうすれば解決するかを。実は全部わかってんの。
なのにすぐカウンセリングだカウンセリングだって騒いで、カウンセリング受けようとすんだよ。
別にカウンセリングを否定してる訳じゃないし、それでもいいと思うんだけどさ。今のフーミンに必要なのは行動だよ。カウンセリングじゃなくて。
カウンセリングを受けることが逃げになってない?
緩んでいた糸がピンっと一瞬で張るような感覚になった。痛々しくも納得した自分がいた。
僕のことをフーミンと呼ぶTさんとはなんでもフランクに話せる仲であり、よくランチを共にする同じ会社の人。
数秘が僕と同じ33で、血液型も同じAB 型。どこか似たような匂いのする優しくて熱く繊細でもある男性だ。
営業部に所属する年上の彼の言葉はどこか本質的で、さらっと言う内容が妙に刺さることが多い。
当然ながら彼は一般的な男性であり、一般的な会社員。カウンセラーでもなければ心理学を学んだこともない。
彼は続けて、
論理とかどうでもよくて、動くんだよ。
思考も大切なんだけど、もっとほら、なんだろう…根源的な欲求に従って動く的なさ。もっと殻を破りなよって思うんだよな。
彼との会話はしばらく続いた。
会話をしているうちに僕の中で何かがリンクした感覚があった。
デッドゾーンから抜け出すには、死ぬほどやりたくない何かをすること。
デッドゾーン…自立しすぎて何事も一人で抱え込みすぎてしまい、感情を何も感じなくなっている心理状態。燃え尽きたような感覚になり、無力感や無意味感、日々の暮らしをただ無機質に生きているような感覚。
先日受けた心理学講座で学んだ「デッドゾーンからの抜け出し方」だった。
講師の先生がスライドで共有していたこのフレーズを、彼なりの言い方で僕に届けてきた気がした。それもそのはず、自分がデッドゾーンにいる感じはずっとしていたから。
やばい、図星だ。
今の自分はここにいるのかもしれないと思った。
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人が変わるためには様々なことが必要だと思っている。
カウンセリングは人が変わるために非常に効果的なツールだと思っていて、実体験からもその効果を感じている。僕はカウンセリングを信じている。だからカウンセラーになろうと思った節もある。
カウンセリングを通して自分の心理状態や現在地を知ったり、過去を遡って心の棚卸しをして、前に進めない原因やブロックとなっているものを探していく。抑圧してきた感情や本音を吐き出していき、解放していく。
心を軽く、楽にしていく。
得体の知れないモヤモヤが言語化されていくプロセスを体験すると、納得感や完了感を得ることができ、少しづつ生きやすさが手に入ってくる。心もホッとして、冷静になれたりする。
それだけで十分潜在意識が書き換えられて、ある意味”変わった”と言えるはずだ。
でも、だ。
カウンセリングというのはあくまでも行動を促すためのもの。
少なくとも僕はそういう理解でいる。
心をチューニングしていくことで行動する勇気を持てるようになったり、行動の指針みたいなものも得られることができる。
だから実際に行動をしない限りずっと同じところに留まり続け、成長も少なく、見える景色にも似たようなものになる。
行動して得た経験こそが自分の血となり肉となって積み重なり、人生に大きな変化を起こすはずだ。
と、頭では理解していたにも関わらず、彼の言葉にハッとさせられた。
というのも自分の無意識な部分に気付かされたからだ。カウンセリングを受ければ勝手に変わっていくだろうという期待を強く抱いていたのを思い知った。僕は依存的になってしまっていた
できているつもりになっていた。
心を整えるのはカウンセリングだが、人生を整えるのは行動だ。
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とはいえ最近は色々なことが重なり、自分なりたくさん行動してきたつもりだった。
優先順位を考えては行動し、休日もなんだなんだ頭が忙しかった。
しかし、よくよく振り返ってみるとその行動の目的というか方向性みたいなものはなんだか本質から少しずれていたような気もしていた。向うべき方向とは違う方向を見ていたような。微妙なズレを感じていた。
いや、もっと言うとズレているのを知りながらも行動していたという表現の方がしっくりくる。だから彼の言葉にビクッと反応してしまったのだ。
方向性を定めているようで定めないまま行動し、ただ行動している自分に満足していた。
その行動は”つもり”になっていた。
100%否定するつもりはない。ただそこに確かにうっすらとあった逃げている感。
敢えて本質からうまく逸れた行動だったように感じた。向き合っている”風な”自分の行動に酔っていた。
正面から自分と向き合い、本質から1ミリもズレのない行動を取っていたのであれば、彼の言葉は刺さらないはずだ。びくともしないはず。
でも刺さるということは、そういうこと。
やっぱり逃げていたのかとも思ったし、もう逃げない、逃げたくないとも思った。
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ランチを食べ終わり、ダラダラとスマホを触っていたら、
フーミンはいい男なんだから。もっと殻を破って欲しいと思ってる。
ただの励ましだけではない、それ以上の何かを言いたそうな表情で彼は言った。
食堂の壁に設置された大型テレビでは、台風10号のニュースをやっていた。
『もっと台風にみたいに豪快に、たくさんの人を巻き込んで、自分らしく、ありのままに行動したい』
なんていう変なことを思ってしまった。
自分に響く言葉というのは、本当にタイミングよくやってくる。ふとした瞬間に。ふとした人から。
思考をとっぱらって殻をぶち破る。死んでもやりたくないことをする。
するかしないかは自分次第。選択肢はいつでもそこにある。
自由になるのか、留まるのか。
冒険に出たいのか、籠りたいのか。
今この瞬間から選択を迫られている気がした。
心理カウンセラー フミ
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フミ