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#6 退屈症候群をもっと詳しく
おはようございます。やっぴです。
#5では退屈症候群(ボアアウト)について簡単に書きました。
今回はもう少し踏み込んでお話できればと思います。
ボアアウトの意味
前回、ボアアウトの意味として
「人々が仕事や日常生活において退屈だと感じたり、モチベーションが低下したりして、それに伴い心身の不調を抱える状態(エンジャパン)」
と書きました。
これをもう少し深掘りしていきたいと思います。
ロートリンとヴェルダーの定義
ロートリンとヴェルダーの定義では
退屈・やりがいの欠如・職業的関心の欠如
の3つで構成されると言われています。
それぞれ詳しく見ていくと
退屈→何もすることがない状態
やりがいの欠如→自分の仕事が簡単すぎる
職業的関心の欠如→自分の仕事に興味がなくなる
といった状態になることをボアアウトとしています。
2007年当時のアメリカでは15%の会社員がそのような状況を抱えていると言っています。
ストックの定義
2015年になるとストックが少し違った定義をしています。
仕事の退屈・働く意味の危機・成長の危機
の3つで構成されていると言われています。
詳しく見てみると
まず、仕事に慣れてくると自分の仕事が無意味に感じる
→自分の仕事に集中しなくなる
→自分が成長することをやめる
このような状況に陥ることをボアアウトとしています。現段階ではこの定義が1番支持されています。
最近の定義
最近はここに罪悪感が含まれるのではないかと言われています。
つまり、先ほどの説明に付け加えると
まず、仕事に慣れてくると自分の仕事が無意味に感じる
→自分の仕事に集中しなくなる
→自分が成長することをやめる
→周りの人たちに罪悪感を持つ
といったことも考えられるのではないかと言われています。
まとめ
難しい話をしすぎて散らかったので整理します。
自分の仕事をただこなすだけのような働き方をしてると、だんだん働いている意味を感じなくなり、それだったら昇進やスキルアップも目指す必要ないか、、となるような状態をボアアウトと言います。
どんな人がボアアウトになりうるか
これまでの研究と私の見解からボアアウトになりうる人は
・飽き性の性格
・単純作業の仕事をしている
・デスクワーク
・仕事を生活するためのしょうがないものとして捉えている
・週末だけを楽しみに働いている
このような人がボアアウトに陥る可能性が高いと思います。結構当てはまる人がいると思いますがどうでしょうか??
特に週末だけを楽しみにして仕事をこなしてる人なんてほとんどが当てはまると思います。
だからこそ注目度が低いだけで、ボアアウトはすでに広まっているし、予備軍がたくさんいると考えています。
おわりに
#5や#6で書いたようなボアアウトが私が1番問題視している考えです。
皆さんが当たり前と思っていたような状況が、現代に蔓延る働きたくなくなる原因だと思っています。
ボアアウトはなんとなーくわかってきたけど、じゃあボアアウトになったらどうなるの?
それは次回の記事で書かせてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
次回の記事でお会いできることを願っています。