所得控除ってなに?一生使える知識を考え方から覚えてみよう
こんにちは、ふうかです。
何から学んだらいいか分からない個人事業主の妻たちへ・・・
◀◀◀前回の記事1.
事業用貯金をするべく
確定申告書を読めるようになろう!とお話ししました。
◀︎◀︎◀︎前回の記事2.
さらに、確定申告書の中身にある
「経費」について解説しました。
今回は節税において、もう一つ重要な
「所得控除」の考え方について解説します。
所得控除って言葉・・・
なんだか難しく聞こえますよね。
「配偶者控除」や「基礎控除」・・・
など聞いたことがある人は多いと思います。
会社員や個人事業主、
どちらも一生使える知識ですので
考え方から今回覚えてしまいましょう!
所得控除とは?
所得控除とは、税金(所得税や住民税)の計算をする際に、その年に得た「所得」から差し引けるお金のことを指します。
売上ー経費ー『所得控除』=課税所得
税金の支払いを計算するときには、
自分に該当する「控除」を差し引きます。
何らかの控除が適用されることにより、
私たちの税金は少なくなるのです。
そもそも何のために
この「所得控除」があるのかというと・・・
最低生活費を保障するため
“税負担”を公平にするため
このような目的があるそうなんです。
これらの意味
例えば、あなたは会社勤めをしていたとします。
専業主婦の奥さんも養っています。
それに対して同僚のA君は、独身です。
同僚のA君と同じだけ働いていて
同じだけのお給料をもらうはず・・
なんですが、これだとちょっと不公平。
なぜならあなたは、奥さんを養っているため
生活費も独身の方より多く費用がかかるはずだから。
この時に奥さんを養っていたらお金かかって大変でしょう?大変な分、少しだけ税金安くしてあげるよ~
といった制度を「所得控除(しょとくこうじょ)」という、と思って下さい。
例えば、
✅奥さんを養っていたら【配偶者控除】
✅医療費がかかっていたら【医療費控除】
✅16歳以上のお子さん養っていたら【扶養控除】
✅その他の親族を養っていたら【扶養控除】
✅ふるさと納税で寄付したら【寄付金控除】
✅年金や国保の支払いをしたら【社会保険料控除】
みたいな感じです。
※それぞれに計算式があったりします。
厳密には15種類ほどあります。
何度も言いますが、
控除が多い人ほど、税金は安くなります。
そのため、控除はあればあるほど嬉しいもの!と
頭の中でいいイメージを持っておくと覚えやすいかもしれません。
申告漏れはもったいない
この仕組みをよく分かっておらず、
年末調整や確定申告で
「所得控除の申告の漏れや忘れ」が
あるみたいですが正直かなりもったいない。
あるあるなのが年の途中で
結婚した
親の面倒をみるようになった
子供が16歳以上になった
奥さんが産休に入った など
このような状況の人は、本来なら適用されるはずの
「配偶者控除」や「扶養控除」が申告の漏れにより適用されず、
高い税金のまま納税することになるのです。
よりイメージが付くように例を作ってみました。
配偶者控除を入れ忘れるだけで、
(税率10%の場合)所得税だけでも約3万8千円損します。
厳密には、収入が高い人ほど損する額も増えますし、さらに住民税も損することに・・・
税務署は払い忘れは、あちらから言ってきますが
多く払った分に関してはわざわざ言ってくることはありません・・・
税務署は税金を納めさせることが仕事ですから
仕方がないのかもしれません。
税務署(国)から搾取されたくなければ、
自分から学びに行くしかないのです。
まとめ
今回は、初歩的な『所得控除』について解説しました。
所得控除は、その人の状況に合わせて
税金を安くしてくれるアイテム!と思っていいでしょう。
この知識は、わざわざ税務署は教えて下さりませんし
知らないと本当に損!します。
まずは自分に該当する控除がないか調べてみてくださいね。
〜最後に〜
税金の勉強何から始めたらいいですか?
個人事業主の妻となり
どこに相談したらいいかも分からない
何がわからないかも分からない
辛い状況のあなたへ・・・
この質問にたいして
私なりに本気で考えた結果
1.事業用貯金をしよう
↓
2.そのために所得税のルールを覚えるべく
確定申告書を読めるようになろう
↓
3.経費や所得控除について学ぼう
上記の考えに辿り着きました。
私も0からのスタート・・・
自分ができることから一つ一つ学んでみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。
そいぎんた!
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