「経費」はタダ?会社員と事業主の考え方について思うこと
こんにちは、ふうかです。
◀◀◀前回の記事で
事業用貯金をするためにもまずは、
『確定申告書を読めるようになること』
から始めましょう!!とお伝えしました。
今回はまず最初に覚えておきたい!
節税するにあたって、とっっっても重要な
「経費」の考え方についてお伝えしようと思います。
経費=タダ?
よく、そんなふうに言う方がいます。
なんなら私も思ってましたし
私の友達も私のお母さんもそう言ってきます。
ですがその思考は完全に間違い。
経費=タダ
っというのは、会社員「側」のお話であり
個人事業主や会社の立場になると話が変わってきます。
会社員の経費精算
会社員の場合、経費としてかかった費用は
会社に提示することで「精算」され
認められればその金額が丸々返ってきますよね。
実際には自分で手出ししていないため
なんだか得した気にさえなります。
この一連の流れが定着し
個人事業主になってもなんでも経費
↓
経費=タダ!?
みたいな間違った思考に陥るのです。
では、事業主の経費とは
一体なんなのでしょうか?
個人事業主・会社【事業主側】の経費
「個人事業主の経費」というのは、
税金の計算から除いてもいい金額のこと。
要するに、経費は
所得(利益)を下げて→税金を安くしてくれるものなんです!
簡単に説明すると、
取引先に行くために
新幹線で1万円かかったとします。
(旅費交通費として経費にできる)
新幹線代の1万円は経費だからタダ・・・?
にはならなくて、
実際にこの時、1万円の手出しをします。
(ここまでは会社員と同じかも)
で、この後誰かに精算・・・?
するわけでもなく、
一年にかかった費用を確定申告で
経費としてまとめて計上するのです。
仮に、年間10万円の新幹線代がかかったとすると
確定申告の際に売上から10万円引くことができ・・・
経費が多いほど所得←が低くなります。
つまり、税金が安くなるのです!
経費として計上すれば
確定申告で税金を低く申告できるから
個人事業主や法人経営者はこぞって
「経費!経費!」と騒ぐのです。
(領収書がないと経費として認めてもらえないから
領収書も必死に集めますm(._.)m笑)
そうか・・・
経費はタダにはならないけど税金が安くなるのか!
それなら、取引先と飲み会行きまくって税金を安くしよう!!
その考えに陥った人はちょっとお待ち下さい。
たしかに経費は税金が安くなると言いました。
が、実際には手出しをしています。
不要なものを買ったり使ったりしていては
税金を安くすることはできますが、
手元のお金はどんどんなくなってしまう
ただの「浪費」となるのです。
そのため、この経費の使いみちは
非常に難しい所。
個人的意見として、
経費だからと何も考えずに使う、ではなく
その費用が事業に必ず必要なものであったり
間接的にでも売上に貢献しそうだな!と思えるものであれば使ってもいいかな、という判断基準が理想です。
とにかく、
経費=タダ!という思考だった方は
会社員の頃のマインドは捨て
このちがいをぜひ、理解しておきましょう💦
まとめ
今回は初心者に知ってほしい
【経費】の考え方について解説しました。
何度もいいますが
個人事業主の経費は、タダ・・・になるわけではなく
税金が安くなるためのもの!
と思っておきましょう。
次回は、知らないと損!な
【所得控除】について解説します!お楽しみに♪
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