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【感動のデジタル体験】日本人の3割しか知らないNFTの世界

▷ まえがき

はじめまして、あきひろです。

ぼくは、NFTや仮想通貨の世界に魅了された普通の会社員です。


会社には10年以上勤めていて、プライベートではデジタル世界について情報発信をしています。

主に、ブログ活動をしていてこの機会にブログでは書ききれない内容を総括して、このひと記事にまとめようと思い書き始めています。



▷ NFTの知名度は3割です。


近年、市場調査のためインターネットにて20代〜70代の男女500名にNFTの知名度に関するアンケートが行われました。


その結果、NFTという存在を知っている人は

「10人中3人程度(158人/500人)」であることがわかりました。

その中でもNFTを所有しているのは500人中14人に留まり、アンケート調査を行った全体の2.8%だったことがわかっています。

それだけ、まだまだ知られていないデジタル世界なんです。


いま、ぼくが勤めている会社の従業員人数は500名ほどですが、、、

「NFTって凄くてさ!」「こんなことができるんだよ」と話したところで、騙されてるんじゃないか?怪しいなど思われてほぼ話になりません。

そんなぼくの周りには、唯一職場の上司で1名だけがNFTを知ってくれているだけです。


▷ そもそもNFTとは?


では、NFTとは何なのかについて触れていきます。

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略で、
日本語に直すと「非代替性トークン」と呼ばれてもいます。

よりわかりやすく伝えるなら

【替えのきかないものあって、世界にたったひとつのもの。】と覚えてください。


「非代替性」
の逆で「代替性」という言葉も存在します。

非代替性とは?
・サイン入りのTシャツ
・絵の原画
・シリアルナンバー入りの時計
・世界に一枚のトレーディングカード

代替性とは?
・お金や仮想通貨
・市販で購入可能品
・フリー素材のイラスト

このように分けられます。

代替性は、世界に同じものが複数あり替えがきくもの。

それとは逆に非代替性トークン(NFT)は、替えのきかない世界にひとつのものになります。


▷ NFTが注目される理由


なぜ、ここまで注目を浴びているか気になる方も多いと思います。

理由はいくつか考えられますが、中でも3つ上げさせてもらいます。


  1. デジタルアセットへ所有権がついた。

  2. 革命的なブロックチェーン技術

  3. デジタルアートの高額取引




- デジタルアセットへ所有権がつく


「デジタルアセット」なんて言葉、ふだん私生活をおくる中でなかなかきかない言葉ですよね。

デジタルアセットとは、インターネット上で使える画像や動画、音楽、ゲームのアイテムなどのことを言います。


例えば、インターネットで見れる絵や写真、YouTubeの動画、音楽アプリで聴く音楽などだってデジタルアセットです。

これらは、誰でも簡単にコピーすることができます。


「コピーしたことないよ」って方はほぼいないと思います。

わかりやすく例えるなら、友達が送ってくれたかわいい動物の画像を自分のハードディスクに保存すると、その画像は友達のハードディスクにも残りがありますので、両方で同じ画像を見ることができます。


まさしく、コピーしてますよね。

デジタルアセットはとても便利で、誰もが使えて(例外として、中には著作権の問題に関わるもののある)コピーが簡単にできるために、デジタルデータの所有権を明確にすることが難しいという問題がありました。

しかし、この問題を解決したのがNFTという仕組みです。

デジタルアセットを一意に識別することができる特別な証言です。



- 革命的なブロックチェーン技術


NFT=「非代替性トークン」と説明してきましたが、「トークン」に意味はないの?って思いませんでしたか。


ここで言うトークンとは、
「ブロックチェーン技術を使用した暗号資産の総称」のことを言います。

ブロックチェーン技術の特徴として

・データの改ざんや勝手に使うなどの不正利用ができない
・分散型台帳技術(みんなで管理する台帳)
・システムダウンが起きにくい
・取引履歴は誰でも見れる



データの改ざんや勝手に使うなどの不正利用ができない



すごく簡単な図にはなりますが、このようなイメージで取引履歴(どんな人が、いつ、いくらで買った)等の記録がひとつのブロック記録されていて、それが1本の鎖で繋がっています。

もしデータを改ざんしようとしても、一方向にしか流れていないこともあり過去データの改ざんをしようものなら、そのあとに行われた取引履歴全てを変更しなければならなくなります。

なので、事実上改ざんが不可能となります。


分散型台帳技術(みんなで管理する台帳)


分散型台帳技術とは、中央管理者が存在しない分散されたネットワーク上で、同じ台帳(データベース)を各参加者(コンピューター)が管理、共有することができるシステムです。

一般的には、必ず中央管理者が存在していてデータベースや台帳情報を一元管理しています。

この場合、もしシステム等を攻撃された際はデータが破壊される可能性があります。


一方、みんなで管理している台帳は情報を分散して保有していることから、

攻撃対象となる中央集権型サーバーがないため、攻撃されようが何されようがデータが破壊されたり、情報が完全に消失することはありません。


要は、「常にみんなの監視下に情報があり1人で守ってるのではなくて、全世界のみんなで情報を守っているから心配ない」と言った感じです。



システムダウンが起きにくい


ブロックチェーンは分散型のため、どこかのマシンに不具合が出たとしても他のマシンの力で動き続けることができます。


本来、サーバーやマシンの多くは中央集権型なので、中央サーバーが攻撃されたり故障したりするとすべてのサービスが停止してしまいます。


ネットワークに参加している国を超えた不特定多数の人たちによって管理されているので、一部がシステムダウンしてもブロックチェーン全体がダウンすることはありません。

もし、システムダウンが起きたならハッキングや不具合でしょう。


取引履歴は誰でも見れる


ブロックチェーン上で保存された取引は、つねに公開されているので

インターネットを使っている人なら誰でも見れてしまいます。

ブロックチェーンの特徴として、改ざん等が極めて困難とお伝えしましたが

保存された取引記録の書き換えや消去ができないと言うことになるので、
公的な記録を残したい場合にはとても重宝されるシステムといえます。


ブロックチェーンにもデメリットがある、、、


デメリットはいくつか存在しますが、中でも

「記録されたデータを削除できない」を理解しておきましょう。

一度保存されたブロックは基本削除できません。これは改善防止という点では大きなメリットになる反面、消したい情報が間違ってブロックに入ってしまった場合は消去できなくなるというデメリットにもつながります。



- デジタルアートの高額取引


▷ デジタルアート=NFTアート

NFTアートの種類としては、絵画やイラスト、写真、動画・映像、ツイートなど幅広く存在します。

:ぼくが持っているNFTアートはこんな感じ


このNFTアートが注目を集めていて、中には高額取引されてもいます。

〜過去にあった取引〜
- ジャック・ドーシー氏のツイート=取引価格が3億円
- Crypto Punksのキャラ1体=取引価格が8億1400万円
- Beeple「Everydays-The FiRst 5000vDays」=取引価格が75億円

NFTアートをはじめとするデジタルアートが新しい展開を見せるにつれ、既存の人気アーティストもこの分野に興味を示しはじめています。


2021年3月には、現代アーティストの村上隆さんが、NFTマーケットプレイス「OpenSea」にはじめて製作したNFTアート作品を出品しました。


▷ NFT購入に必要なものは?


NFTを購入するためには、まず「ウォレット」を作成する必要があります。

ウォレットとは、NFTを保管するための場所として使われます。

これに加え、NFTを購入するための仮想通貨を用意する必要もあります。


- 誰でも簡単4ステップ


  1. Googleアカウントを作成

  2. ウォレットを作成

  3. 仮想通貨取引所で口座開設

  4. 日本円を入金して、仮想通貨を購入



1、Googleアカウントを作成

まずは、Googleアカウントを作るところから始めましょう。

「アカウント追加」をクリック。

「アカウント作成」をクリック。

クリック後は、「個人で使用」でいいと思います。


その後は、

「名前」「基本情報」「ログイン方法」「安全なパスワードを作成」
と続きますので左から順番に設定していきます。

*「再設定用メールアドレスの追加」と「電話番号の追加」はスキップして進めてもいいです。


2、ウォレットを作成

続いて、NFTを保管しておくためのウォレットを作成する必要があります。

代表的なものに「MetaMask(メタマスク)」があります。


メタマスクは、ブラウザの拡張機能として提供されており誰でも手軽にインストールして使用できます。プライベートキーがあるなど、安全性も高くNFTや暗号資産をあつかう人の多くが利用している機能です。

NFTはすべてオンラインで保管されるため、適切なウォレットで保管することが大切です。


3、仮想通貨取引所で口座開設

NFTは、ネットの市場に出回っているものになるので仮想通貨を用して購入する必要があります。


まずは仮想通貨を準備するために、「仮想通貨取引所」を開設し仮想通貨を購入しなければいけません。

:よく使われている仮想通貨取引所6社

口座開設と聞くと、、、
「手間がかかりそう」
「使い始めるまで時間がかかりそう」
「手続きって大変じゃないの?」

こんな意見をよく耳にしますが、

銀行の口座開設と違って、窓口に行って手続きをしたりするなどの手間がなく誰でも簡単にスマホからでもできちゃいます。


4、日本円を入金して、仮想通貨を購入する


日本円では買えませんので、

仮想通貨取引所に日本円を入金して、仮想通貨を購入する必要があります。

仮想通貨には 21,000以上の種類が存在し、それぞれ名前、特徴、技術、値段など全く異なります。

中には、詐欺コインと呼ばれるものもあります。

日本円を入金して仮想通貨を購入する際は、金融庁の許可が下りている国内の取引所を使うようにすれば安心して進めることができます。

*上記の資料にある仮想通貨取引所6社は、国内の取引所になりますので安心して利用できますし、期間によっては仮想通貨を無料で貰えるなどのキャンペーンもやってたりするので要チェックです!


そして、今回のNFT購入に必要な仮想通貨は

「ETH(イーサリアム)」と言う仮想通貨が必要になってきます。


▷ NFTはどこで買えるの?


NFTはオンライン上でメタマスクを持っている人であれば、

誰でも購入することができます。


代表的なNFT市場としまして
「OpenSea」「Rarible」などがあります。
こちらの市場では、NFTを買ったり売ったりすることができます。

自分の気になるアーティストや作品によって、市場を切り替える必要がある場合があります。下調べはしっかり行っておきましょう。

- NFTの探索と購入

例えば、、、

あなたが気になるNFTが市場(OpenSea)にあるとします。


そうしたら、NFTの価格を確認します。
*価格以外にも、そのNFTが出店されているブロックチェーン、トランジション手数料、出品者の評価なども確認しておくといいでしょう。

購入する際は、自分のウォレットから支払いを行うのですが購入するお金とは別で、ガス代と言った手数料も引かれます。


- NFTを確認


NFTがウォレットにちゃんと入っているか確認しましょう。

:LLACを買ってウォレットに入っている状態


NFTを買うと所有者のところが「you(あなた)」になります。

NFTの所有者が移転して、自分専用のデジタルアセットとして保有することができます。

▷ 最後に、、、

ここまで、NFTについて解説してきました。


私たちの生活にもっと欠かせない存在となっていくNFT。今回の解説が、あなたのNFTに関する知識を広げるきっかけとなれば幸いです。



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