スペイン語のテスト、SIELEを受験しました!
こんにちは、AYUMILKです。朝晩やっと涼しくなってきましたね。
今日はスペイン語の資格についてお話します。
パラグアイに行って半年で帰国した私が身に着けたものと言えば、少しのスペイン語と大きなマテ茶への愛くらい。少しでも海外で過ごしていたという目に見える証拠が欲しくて、スペイン語の検定を受けています。
さて、日本で受験できるスペイン語能力を測れる検定・資格は3つあります(本当はもっとあるのかも)。
「スペイン語技能検定(西検)」
「Diploma de Español como Lengua Extranjera(DELE/デレ)」
「Servicio Internacional de Evaluación de la Lengua Española(SIELE/シエレ)」
西検については受けたことがありません。すみません。残りのDELEとSIELEを2020年7月に受験しました。今回は知名度がだんだん上がってきたSIELEについて体験談を(2か月経っちゃったのであいまいなところもあります)。
◆インターネット上で申し込み、受験票も不要
SIELEの公式サイトでサクッと申し込みができます。オールスペイン語ですが、スペイン語を勉強した方だったら、辞書片手に申し込みはできると思います!(丁寧なブロガーさんが説明されているので調べてみてね)
◆受験料€165!だけど高いだけのことはある
読解、リスニング、口述、記述の4分野フルセットで受けると日本円で2万円超えます。それに交通費もかかりますからね。DELEといいスペイン語の検定ってお財布に優しくないですよね。だけど高いなりのventajaはあります(語学学習者にありがちなルー大柴現象)!!
1.合格不合格ではなくて点数が出る
DELEだと必死になって受験しても不合格なら何も残りません…涙。
だけどSIELEは絶対点数が返ってくるので、2万円は無駄にはならない!
嬉しすぎます。
「DELE A2にしようかな、B1にしようか迷うな~」といった場合に
自分のレベルがわかるので参考にもなります
2.結果が来るのが早い
私の場合、受験した翌日に結果が来ました。すごくないですか?
(DELEももう少し早くしてくれてもいいのに…)
3.試験日が豊富
DELEは一番実施回数の多い東京でも5月、7月、11月の年3回。
だけどSIELEなら週5で受験可能!すごい(笑)
ちなみに会場は2020年9月現在セルバンテス東京のみです。
◆試験対策
DELEのB1の対策はしていましたが、SIELEの対策はしていませんでした。公式に模擬問題が掲載されているので「ふんふん、こういう感じなんだな~」とだけ見て、挑戦しました。全く歯が立たないというわけではありませんでした、たぶん…(笑)
◆試験当日
指定された時間の少し前にセルバンテス東京へ行って、SIELEを受けに来ましたと伝えて、スタッフの指示に従うだけです。スタッフの方は日本語ペラペラなのでご安心を。ñやアセントの入力方法も教えてもらえます。
◆試験内容
<読解>
公式に掲載されていた問題と似たような感じ…ですが、前の問題に戻れない!ので注意です。紙の試験は後でもう一回見直したりできますが、SIELEの読解に関しては次へを押したら戻れません。焦りすぎて予定より早々に終わってしまった…。残りの問題数と、終了時間をきちんと把握しておけばよかったです。
<リスニング>
爆音でびっくりしました(笑)事前に音声チェックの時間があるんですが、その音量と本番の音量に差があった気がします。あんまり覚えていないけど…。もちろん次の問題の先読みや後戻りは不可です。
<口述>
「誕生日はいつですか?」から、「環境問題についてあなたはどう思いますか?」的な高度な問題まで。最後の方は問題文さえ全く分からなかった。涙
<筆記>
2つ作文をしました。1つめは、受験者が子供を産んだばかりの設定で、お祝いに来たいと言っている友人にメールの返事を書くもの。部屋が散らかってるから外に食べに行こうとか、子連れでもいいレストランがあるよとか書きました。
2つ目は、2つあるテーマのうちひとつ選んで書くものでした。私の時は「携帯電話の弊害」「造園家と協力したプロジェクト」みたいな感じ。後者はお題からして全く意味不明だったので前者を選びました(笑)。知り合いの中学生は携帯を触れる時間を親に決められていたとか、就寝前に画面を見ると睡眠の質が落ちるとか。
DELEは手書きだけどSIELEはキーボード入力なので、タッチタイピングできる人は確実に有利です。書いて消しても紙が汚れるわけもなく、コピペとかもできたはず。
以上4分野受験し、11時半開始で、14時過ぎに終わりました。
(なぜなら読解が早く終わりすぎたから…)
◆結果は…?
読解と口述がB1、リスニングと筆記がB2でした。
感想は「え?マジで?B1超えてるの?いえーい」(笑)。
この評価は5年間有効だそうです。
SIELEの評価が信頼できるかどうかは、SIELEの翌日に受けたDELE B1の合否が来てから書きますね(笑)。どうか受かっててほしい…!
また、分野を選んで受験することも可能なので、今回B1だった読解と口述だけを鍛えなおして再度受験する、ということができる…と思ったんですが選べるのは「読解・リスニング」「読解・記述」「リスニング・口述」「口述」「記述・口述」の5種類の組み合わせのみ。
次回(DELE B1が合格だったら)はDELEのB2にチャレンジするほうがいいかも?という結論に落ち着きました。次のDELEは11月。申込期限までに結果が出てたらいいんですけど…。 ではではこの辺で。
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