水彩画研究:重ね塗り実験
水彩絵の具は何回重ねることができるのか?
水彩絵の具の特性
「水彩絵の具はセロハンのように重ねることができる。」
「下に塗った色が透けて重ねた色と混色できる」という性質があると言われているけれど…
実際重ねたらどうなるんだろう??
何回色を重ねることができるの?
と、ふと思ったので実験してみました。
実験の手順、準備するもの
準備するもの
・水彩紙
・水彩絵の具(3色)
青、黄色、ライトレッド
明るめの色(黄色)と重めの色(ライトレッド、青)で違いが出るでしょうか?
※なんとライトレッドは20年以上前に購入した文房堂様の水彩絵の具!現役で使えます!!
実験の手順
・水多めで絵の具をといて水彩紙にベタ塗りします。
・完全に乾いたのを確認して、上塗りしていきます。
・これを最大で5回繰り返します。
水彩絵の具重ね塗り実験動画はコチラ
水彩絵の具重ね塗り実験
一層目(水彩絵の具)
3層目(水彩絵の具)
5層目(水彩絵の具)
黄色は3回目以降はあまり、色の変化はないみたい???
まとめ
・水彩は透明感があるので、下に塗った色や絵が透けて見える。
・重ね塗りをすることで混色も可能。
・何度も重ねることで濃く、均一な仕上がりになっていく。
・重ね塗りは、ある一定の回数を超えると変化しなくなる、もしくは変化が小さくなると思われる。
・明るい色ほど重ね塗りによる色味の変化は小さそう。
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