アウトプット大全(24/8/30読了)


この本から学んだこと

わたしがこの本から学んだことは3つくらいある。
 ①インプットで変わるのは「脳内世界」、「現実世界」は
  アウトプットで変わる。
 ②学びたいことを定めてからインプットを開始すること。
 ③文章構成を定めてから書き始めること。
どれもこうして挙げてみると当然のことに思えるのだが、
何故、そう言えるのか?が丁寧に論理立てて説明されているので
非常にわかりやすく、行動(アウトプット)に移しやすいと感じた。

「現実世界」はアウトプットで変わる

インプットは脳の中に情報を入れること
インプットすれば脳の中の情報や知識が増える。
ただ、インプットだけして行動を起こさなければ
現実の世界は何一つとして変わらない。
至極当然なことを言っているけれど、
この学びをちゃんと活かせている人って実は少ないのではないかと思う。
世の中に溢れる読書術は多読を推奨していて、
評価指標が読んだ本の数であり、
それを実行に移したかどうかは問われない。
確かに、社会人になると本を読むことすらしなくなる人が増える中、
自ら学びのために読書をすることは素晴らしいと感じる一方で、
やはりアウトプットなしでは評価にはつながらないと思う。
(別に評価のためだけに読書をするわけではないとは思うが・・・)
せっかく学んだのであれば、自分の仕事や生活に生かした方が良い。
筆者が本の中で推奨しているインプット対アウトプット比は3:7であり
インプットしてから2週間に3回以上アウトプットすることで
長期記憶として残りやすくなるとのことである。

学びたいことを定めてからインプットを開始する

心理学の言葉で「カクテルパーティー効果」というものがあるらしい。
要は、ザワザワと騒がしい中でも自分の名前や興味のある言葉は
聞き取ることができるという現象とのこと。
脳には選択的注意という機能が備わっている。
これを活用して先に気になるキーワードを設定しておくことで
本や講演会などで与えられるたくさんの情報の中から
自分が欲しい情報を効率的に吸収し、記憶に残していくことができる。
筆者は読書において、1冊の本から3つの気付きが得られれば十分元を取れた
と考えて良いと記している。
本を読む前に目的を定め、ペンを持ち、マーカーを引きながら
能動的に読書をすることで学びの効率を上げることができる。

文章構成を定めてから書き始める

仕事で作る資料は構成を決めて、1ページ毎に伝えたいこと(キーワード)と
そのイメージ像を定めて、ノートやホワイトボードに下書きしてから
パワーポイントに書き起こす習慣がいつの間にか定着した。
いきなりパワポに手を出してしまうと、
些末なことが気になり、何度も描き直し、時間ばかりが過ぎていく。
文章についても同じことが言える
と、この本を読んで気付いた。
文書構成を決めずにいきなり書き始めると冗長で分かりづらい文章になるし
何より作成の効率を欠いてしまう。
また、これもパワポ資料と同様、文章を書く時も
いきなり100点を目指して完成させようとするのではなく
まずはざっくり30点くらいを目指して完成させてしまい、
その後、納期までの時間をかけて直しをして精度を上げていく方が
結果としてレベルの高い成果物が完成する。

今後の行動指針(To Do)

「アウトプット大全」の内容を受けて、今後の読書や映画鑑賞など
インプットしたことを積極的にアウトプットしていこうと思う。
その際の指針としてまずは以下の行動をアウトプットしていこうと思う。
 ・インプットした貴重な体験、情報は3日以内にアウトプットする
 ・思いついたことはとにかくメモする
 ・ぼーっとする時間を悪と捉えない
  →「創造性の4B」という定説があり、Bathroom(入浴中)、Bus(移動中)
  Bed(寝る前、寝ているとき、起きたとき)、Bar(お酒を飲んでいるとき)
  にひらめきが起きやすいとのこと。
  つまり、リラックスしてぼーっとしているときこそひらめきの
  ゴールデンタイムなのだ。
  お風呂にスマホを持ち込んで、ダラダラとSNSを見たりしてしまう
  悪習をこの機に断ち切ろうと思う。

わたしの読書記録

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