ゼロ秒思考(24/9/6読了)
この本から学びたかったこと
日常生活を送っていると、
多かれ少なかれ、モヤモヤした不快な気持ちになり、
その正体がわからないまま過ごすことがある。
ゼロ秒思考で問題を解決して日々スッキリ過ごしたい
そのための具体的な手法は何か?知るためにこの本を手に取った。
この本から読み取ったこと
「思考は言葉によってなされる」
「感情も言葉にできる」
上記は、この本の冒頭に記載されているキーワードだ。
言われてみればたしかにそう。
思考も感情も言葉にすることができるはずなのに
それをアウトプットすることなく頭の中に閉じて
あれこれ考えるからいつまで経ってもスッキリしないのだ。
言葉として認識しないままにモヤモヤした感情のまま
それがどういうものなのか、特定せずに過ごしていくうちに
忘れたとしても、そのモヤモヤの原因が解決するわけではないので
またいつしかそのモヤモヤに対峙する機会がやってくる。
では、そのモヤモヤを根本からやっつけるためにはどうしたらいいのか?
それが、この本から学びたかったことであり、学べたことである。
この本で推奨されているメモ書きを実行することで
言葉を自由に的確に使えるようになり、
なんとなく考えていたこと「暗黙知」がはっきりとした「形式知」化する
と著者は述べている。
実際に、何枚かこの本に書かれている方法でメモ書きをしてみた。
すると書いているうちに自然と前向きな気持になることができ、
根本解決はできなかったにしても、初手を定めることができた。
これは、日々健やかな気持ちで生きるために
とても有用な武器になりそうだと感じた。
メモの書き方
著者が推奨する具体的なメモ書きの方法は以下
・A4用紙を横置きにする
・1件1ページを使用する
・1件につき4~6行(各行20~30字)に収める
・1ページ1分以内に書く
・毎日10ページ書く
・メモのタイトル(テーマ、問い)に下線を引く
・メモの右上に日付を書く
・自分だけのメモなので体裁を気にせずとにかく書く
著者は、書いたメモをフォルダ分けして保存することを推奨している。
プロジェクトに関するものや成長記録に関わりそうなものであれば
残しておいた方が良いと思うが、
モヤモヤしたことや人への負の感情のようなものは
捨てた方がスッキリするのではないかとわたしは思う。
また、電車の中でもメモを書けるように折りたたんでメモを持ち歩く
ことを推奨されていたが、電車の中ではスマホのメモ機能を使っても
十分効果はあるように感じた。
メモ書きを続けていると、言語化能力が上がり、提案書も書きやすくなる
とのこと。
わたしは既に50ページほど書いているが、確かな手応えを感じている。
今後の行動指針(To Do)
そんなわけで、わたしはこの本を読んで得た知識を使って
以下3つの行動を起こそうと考えている。
・書きやすいボールペンを見つける
・もやもやしたらまずは頭の中の言葉を書き尽くす習慣を身につける
・提案書を書く前には必ずメモ書きを実践する
モヤモヤしている、なかなか気分が晴れない、
でも日々頑張らないといけない
そんな方にこの本をおすすめしたい。
わたしの読書記録
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