トリオ・ザ・パンチ
インターネット黎明のころ、パソコン通信のBBSへの書き込みした方からその当時どんな雰囲気だったかを聞きます。
1993年9月、書き込みした方が1コインクリアーを達成したようです。
2022年5月、アーケードアーカイブスからPlayStation4およびNintendo Switch用としてトリオザパンチ( http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/TtPunch.htm )が配信開始されました。当時はゲームセンターでないと出来なかったものが簡単に遊べるようになっています。
1990年にデータイーストから発売されてから1コインクリアまでに3年かかっているようです。
クリアーたからくじのまわるスピードはとてつもなくはやく、普通は目押しなど出来ないところ、訓練によってライフを確実に取れるようになったそう。多くの理不尽が存在するゲームながら、コンティニューせずにクリアする執念はとてつもないものがあります。
用語
・トリオザパンチ
1990年にデータイーストから発売された横スクロールアクションゲーム。プレーヤーは、タフガイの「サントス」、忍者の「かまくらくん」、剣士の「ローズサブ」の中からいずれか1人を選択し、全35ステージに挑む。敵に羊が出てきて羊の呪いにかかったり、クリアー たからくじ(ルーレット)で当たればライフ回復や装備の強化があるものの、ハズレれば弱くなったりする上、敵を倒し切ってもステージクリアしないことがあったりと1コインクリアーのためには多くの障害がある。
・スペースエース
元々は1984年にリリースされたレーザーディスクゲーム。10年の時を経て1994年にイマジニアの手により世界観をそのままにスーパーファミコン用アクションゲームとしてリメイク。覚えていなければ開始数秒で理不尽に死ぬ超絶難易度であり、各面でのプレイが無駄弾まで含めて採点されて全ての面で最高ランクの”エース”を取得しないと真のエンディングには到達できない。プレイヤーがやられた後に情景がビジョンに映し出されるが、種類が豊富で”死に方博覧会”の様相を呈している。その精神性は度し難いアクションRPG『メイドインアビス 闇を目指した連星』に受け継がれているかもしれない。
インターネット黎明のころの草の根BBSももりこみつつ、いろんなエピソードをつめこんだ「ちょっと偏ったインターネット老人会へようこそ」を同人誌として頒布予定です。
参加予定イベント
11月6日 おもしろ同人誌バザール@神保町2022秋
11月20日 第七回技術書同人誌博覧会
同人サークル BLACK FTZやってます twitter @black_ftz
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