見出し画像

ジョジョリオンが過小評価されている3つの理由


みなさん、ジョジョの奇妙な冒険という漫画はご存知でしょうか?

こちらの作品は荒木飛呂彦先生が描いており、部ごとに主人公が変わる物語です。

よくジョジョでは何部が好き?という話になると、3部や4部、7部が多い印象です。

その中で

8部 ジョジョリオンはほとんどの人が評価をしません。

なんならつまらないという意見もあります。


私はジョジョ8部は個人的に好きでして、タイトルにある奇妙な冒険。

1番、奇妙さがあるのは8部だと思っています。


ただ、8部が評価されない点も理解できます。


ココではなぜ、8部が評価されていないかを分析し、ワタシの意見を述べたいと思いました。


①ラスボスの登場が雑に感じる


ネタバレも含むのでラスボスについては書きませんがジョジョは部ごとにラスボスが出てきます。

ジョジョは割と序盤の方にラスボスが出てきたり、ラスボスにはラスボスらしい風格があり読者もそれが分かり、またこの敵をどうやって倒すんだろう…というのが醍醐味な感じもします。

ですが、8部はラスボスという人物が分からず、仮に出ても他の部のボスに比べて風格が感じられなかったのかワタシの感想です。


これが非常に勿体ない。そしてそのラスボスの悪としての理由や明確な目的があまり分からないといった印象を受けました。


これが一つ目の理由です。

②登場人物を活かせるキャラが複数いた


ネタバレを避けたいので詳しい説明はしませんが、最初に主人公に対しての扱いと物語の途中での主人公に取る態度がかなり変わる人物がいます。「俺の部屋に入るなよ」と言うキャラです。

その理由が少し曖昧で、読みながらもモヤモヤする気持ちはありました。

全体を通しては良い人物なんだけど、最初はなんか嫌な感じだったけど、あのキャラ設定は何だったんだ?と思うような。

他にもあってこのキャラは魅力あったのにあまり登場しないなぁや逆にこんな魅力ないキャラに2巻くらい話使ったの勿体無いなと感じる場面もありました。

ここのキャラの解像度を上げる事で物語に深みがより出たのではと思います。


といっても8部は面白いのですが…


③殴り合う戦いから知能戦が増えたような気がするから


ジョジョといえば、オラオラや無駄無駄ァ!

などのスタンドを使っての激しい殴り合いがインパクトがありました。


しかし、8部は殴り合うシーンは少なくどちらかというと

スタンドの能力を活かして勝つこと。

こちらが戦いとしてメインになったからだと思います。

ワタシはこちらのほうがスタンドの能力を活かせて良いと思いますが、


バトル漫画や王道を読んでいる男の子などには殴り合うシーンが少なくインパクトに欠けるので、他の部よりも人気が無いのかなと。


まとめと面白く観る視点


ジョジョ8部は面白いです。視点を変えれば絶対に面白い。

主人公と同じく物語に入る擬似体験をして欲しいです。日常が強い作品なので。感情移入もしやすいです。


ぜひ読んでほしいな。9部も始まったね!ジョジョランズも楽しいな!

荒木先生、楽しく素晴らしい作品をありがとうございます。これからもお体に気をつけて描いてください


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集