その19 胸オペの術式の違いは?術後の状態はどうなる?

ここでは、FTMの胸オペの術式の違いについて写真を交えながら記載していきます。あくまでガモン病院の場合に限りますのでご了承ください。

※術後の写真を一部載せています。人によっては見たくないような写真があるかもしれませんのでご注意ください。

※内容はガモン病院のHPより一部引用しています。

■U字型切開

胸が小さな方(およそA〜B)が対象になります。傷口を最小限に抑えられる術式です。乳首の下半分を乳輪に沿って切開します。多くの場合、数カ月で傷跡をなくすことができます。

※これはスタッフの方に聞いた話ですが、乳輪が極端に小さい場合は、切開の傷跡が乳輪からはみ出てしまう場合もあるそうです。

■O字型切開

 弾力や張りのある中ぐらいの胸の方(およそB〜C)が対象です。乳輪と乳房の色素の間を丸字状に切開し、その後、余った皮膚を円形に切開します。多くの場合、数カ月で傷跡をなくすことができます。

■T字型切開

 大きい、または垂れ下がった胸の方が対象になります。
この場合、乳輪(乳首)を正しい位置に移植する必要がある為、完全に乳房を切除し、乳輪(乳首)を新しい位置に移植する形になります。この場合、乳首の感覚に影響を与えてしまう可能性があります。

※傷跡は脇の下までおよぶ場合もあるそうです。

ちなみに、どの術式の場合にも、胸にドレインチューブが挿入されます。これは手術後に出る血液やリンパ液を排出し、胸を平坦でキレイにする為だそうです。

が、このドレインチューブが結構イタイです。笑
またこれが刺さっていると寝返りが打てず、夜もなかなか寝付けませんでした。。


早い人は2日目でドレインチューブを抜くことができますが、中には4日目でようやく抜けた方もいるそうです。

以上が術式の説明になります!

どの術式になるかは、事前に日本語通訳の方に胸の写真(前と横から)を送っておくことでだいたいの術式を教えてもらうことができます。
最終的には、実際に医師に診てもらって判断します。

胸オペは術後の数日間がなかなか辛いですが、ドレインを取ればだいぶ楽になるので、これから手術を控えている方は頑張ってください!

以上、参考になれば幸いです。

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