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イタリア首相ジョルジア・メローニ:ニジェールのクーデター後に流行に乗る

August 13, 2023 Peter Koenig
Niger: Italian PM Giorgia Meloni Goes Viral After Niger Coup - Global ResearchGlobal Research - Centre for Research on Globalization

進化するアフリカのチェスゲーム


イタリアのジョルジア・メローニ首相は、
ニジェールをはじめとする
13の旧フランス領西・中央アフリカ植民地の富を簒奪した
フランスを文字通り攻撃し、
これらの国々でフランスの支援を受けたCFAフランを
恥知らずにも継続的に押し付けているフランス、
特にマクロン大統領を非難した。

間違いなく、CFAフラン
(フランス語でアフリカ金融共同体のフランの頭文字)は
過去50年間、旧フランス植民地が独自に発展するのを妨げてきた。
アフリカには豊富な天然資源があるにもかかわらず、
経済発展の後者にはほとんど進出していない。
それどころか、貧困にあえいでいる。

ニジェールの軍事クーデターやマリ、ブルキナファソのクーデターを
引き起こしたのも、
CFAフランとの継続的な結びつきが大きく影響している
以下のビデオをご覧ください。

このビデオは拡散された。

ニジェールの軍事クーデターは、
多くの「危機的状況」を引き起こしている。

ECOWASは、「民主的に選出された」モハメド・バズーム大統領が
政権に復帰しなければ、軍事介入すると脅している。
アブドゥラハマネ・ティアニ将軍率いる軍事政権は、
バズーム大統領がフランスとEUの命令に従った西側の手先だと非難し、
今のところ厳しく拒否している。

ワシントンのアントニー・ブリンケン国務長官は、
ロシアがプーチン大統領と傭兵のワグナー・グループを
ニジェールのクーデターに「便乗」していると述べ、
プーチンとワグナーがクーデターの当事者である可能性を示唆した。
こちらをご覧ください。

ECOWAS、フランス、NATOによる)ニジェールへの軍事介入は、
より広範な戦争を引き起こす可能性がある、
と追放されたモハメド・バズーム大統領の政治顧問である
アンティネカール・アル=ハッサン氏はRIAノーボスチに語った。

軍事介入はうまくいけば回避できる。
プーチン大統領は早くから、
外国の介入はニジェールの国境を越えた紛争を引き起こすのではないか
と懸念していた。https://twitter.com/jacksonhinklle/status/1690756570878005248

プーチン大統領は、
ニジェールへの軍事介入は「長期的な紛争」につながると警告している。

BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の指導の下、
グローバル・サウスがアフリカに統一をもたらすために
協力しているのだから。

なぜこの軍事クーデターが、

ここ2、3ヶ月の間に西アフリカで起きたブルキナファソ、マリ、
そして石油資源の豊富なナイジェリアの3つの事件よりも

重要視されているのだろうか?


アメリカがニジェールに軍事基地を置いているからだろうか?

ニジェールでの巨大な石油発見

また、ニジェールはアフリカ最大のウラン生産国であり、
世界最高グレードのウランを生産している。
ニジェールにはガソリンもある。

ECOWAS(西アフリカ諸国経済共同体)の軍事介入の脅威は、
ECOWASを西アフリカの経済共同体としてだけ見ていれば、
簡単に片付けられるだろう。
しかし、ECOWASはそれだけではない。

ECOWASはフランス、アメリカ、NATOの支援を受けている。
ニジェールから始まるNATOのアフリカへの介入は、
アフリカだけでなく、
グローバル・サウスの集合体にとっても致命的である。
それは、退陣したバズーム大統領を復権させる試み以上のものを
引き起こす可能性がある。

1960年の独立後、フランスは西アフリカ(8カ国)と
中央アフリカ(6カ国)の2つのユニオンにまとめた。

14カ国の2つのブロックは共通通貨CFAフランを持ち、
これはフランス中央銀行(Banque de France)と密接にリンクしており、
フランスの利益のために14カ国を経済的に奴隷化している。
未確認の推定によれば、14の旧植民地は、

このリンクを通じて
フランスのGDPに15%から25%貢献している。

詳しくはこちらをご覧ください。

カダフィが殺されたとき、プーチンは怒りに打ち震え、
カダフィが捕らえられ殴り殺されるぞっとするような映像を
頻繁に再生した。

「NATOがリビアを侵略したとき、私が大統領だったら、
ムアンマル・カダフィはまだ生きていただろう」
—ウラジーミル・プーチン

これは、2011年10月20日にフランス率いるNATO軍によって
無惨にもリンチされたムアンマル・アル=カダフィを思い起こさせる。

なぜなら、彼はリビアが支援するゴールド・ディナールを
アフリカ全体の独立通貨として導入しようとしていたからだ

(ロスチャイルドが築き上げた金融支配王国に挑戦しようとした時期が
早すぎたのと、プーチンとの打ち合わせが無かったのが
残念な結果に繋がってしまった)

そして、ワシントンやEUが
「外国の介入」について警告しているのは何なのだろうか?

これらの世界的な簒奪者たちが常に行っているのは、
まさに主権を持つ他国の内政干渉であり、脅しと「制裁」である。

これは変えなければならない。
特に中国とロシアが主導する「環球南方統一」の取り組みが、
「一帯一路構想(BRI)」をBRICSプラスと「環球南方」に向けて
方向転換することで強化されている。

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