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ロシアは7月までにベラルーシに戦術核を配備する:プーチン大統領

SUNDAY, MAR 26, 2023 - 02:59 AM 

ロシアは隣国ベラルーシと戦術核兵器の駐留を取り決めたと報じられているが、タス通信はロシアのウラジーミル・プーチン大統領の発言を引用して、土曜日に述べた

ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、ポーランドと国境を接するベラルーシに戦術核兵器を駐留させるという問題を長い間提起してきたと、プーチン大統領は国営テレビで放送されたコメントで述べた。

タス通信はプーチンの発言を引用し、「我々はルカシェンコと、核不拡散体制に違反することなくベラルーシに戦術核兵器を配備することに合意した」と述べた。

ロシアの戦術核兵器が早ければ今年の夏にもベラルーシに到着するかもしれないとプーチンは述べた。

モスクワは、ミンスクがベラルーシ領内に戦術核兵器を配備するよう繰り返し要求する中、そのような兵器のための専門保管庫の建設を終えていると、彼は付け加えた。

ベラルーシの保管庫は7月1日に完成すると
プーチン氏はロシア24TVに語った。

プーチンはまた、モスクワはミンスクに
戦術核兵器の管理権を渡すつもりはなく、
ベラルーシ領内に自国の兵器を配備するのみだと述べた。

プーチン氏は、
具体的にいつ武器が新しい保管場所に輸送されるかは明言しなかった。

ブルームバーグは、ロシアはすでにベラルーシに戦術核を搭載できる航空機10機を駐留させており、核弾頭を搭載できるイスカンダル短距離ミサイルもベラルーシに送られ、3日から乗員の訓練を開始するとプーチンは述べた。

プーチンの声明に対して、ワシントンからはまだ何の反応もありませんが、プーチンはこのような動きは核不拡散協定に違反しないと主張し、
米国が「長い間、同盟国の領土に戦術核を配備してきた」と指摘したことを記しておきます。

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