ショイグ国防相：7月からのロシア軍事攻撃を示唆

22.06.2023 17:18
Reserve armies are ready: Shoigu on the readiness of the Russian Armed Forces to launch an offensive (pravda.ru)

セルゲイ・ショイグ国防相は木曜日、
ロシア安全保障理事会の会合で、ウクライナへの攻撃を示唆した。

「この言葉は、蓄積された可能性を考えれば、
ロシアの大攻勢の発表と解釈されてもおかしくない」

「ロシアの指導者たちは、
キエフ政権への援助をやめるよう
西側諸国を説得する最後の公的な試みをしているようだ。」

予備軍と軍団が編成され、"反応 "する準備が整った。
会議の冒頭、セルゲイ・ショイグ国防相は、
ロシアは年初から11万4000人の契約軍人と5万2000人の志願兵を
採用したと述べた。
1日平均1,336人（連隊）と112ユニットの様々な装備が契約されている。
同大臣によると、防衛省はUSOのために新たなボランティアの必要性を
感じていないという。
防衛大臣が失言した可能性もあるが、
これは動員兵員のことであり、
損失やローテーションは契約した志願兵で賄われている。

主な内容は以下の通り：今月中に
「ロシア予備軍と、
3700個の様々な装備で武装した新軍団の編成が完了する」。

「ロシア側はAFUのさらなる攻勢に対応する準備を進めている」
とショイグは付け加えた。

この言葉は、蓄積された可能性を考えれば、
ロシアの大攻勢の発表と解釈されてもおかしくない。

ロシア軍がAFU軍を粉砕

ショイグはさらに、
AFUの損失に関するデータは無線傍受から得られたものだと指摘した。
ニコライ・パトルシェフ安全保障理事会書記は、
6月4日以降の攻撃未遂で、
ロシア軍は13,000人以上（約17～18大隊の死傷者）を失った
と明らかにした。
ロシア軍はまた、西側戦車13両を含む戦車246両、装甲車595両、
装甲戦闘車443両、大砲・迫撃砲279門、SAM2基、戦術戦闘機10機、
ヘリコプター4機、UAV264機、車両424台を破壊した。

軍事特派員のオレクサンドル・スラドコフ氏は、
ウクライナ軍はNATOの基準で訓練・装備された9個旅団のうち、
すでに5個旅団ほどを攻撃に投入したと想定している。
これは、反撃のために準備された予備兵力の半分以上が
すでに破壊されたことを意味する、
と彼はテレグラムに書いた。

シュプリームは、これ以上話しても無駄だと判断した
ウラジーミル・プーチン最高司令官は
会談で極めて厳しい言葉を発した。
報道を聞いた後、彼は、
西側諸国は最後のウクライナ人まで戦うことを決めたと述べた。

プーチンは、
「装備はもちろんAFUに供給できるが、
ここでは動員予備軍は不可能であり、
ウクライナの西側同盟国は
本当に最後のウクライナ人までロシアと戦うことを決めたようだ」
と述べた。

それにもかかわらず大統領は、
敵の攻撃力は尽きていないという事実に「注意を喚起」し、
戦闘作戦の構築においてこれを考慮に入れるよう求めた。

ドイツ版『ビルト』紙は、
ロシア指導部がSWOTプロセスについて公の場で
コメントし始めたと伝えている。
同紙によれば、これはプーチンが
「結果に個人的な責任を負い、肯定的な結果を確信している」
ことを意味する。

アメリカ戦争研究所のアナリストも、
ロシア国防省は過去のコミュニケーションの失敗から学んでおり、
セルゲイ・ショイグが反攻の進捗状況について公表したことに
注目している。

ロシアの指導者たちは、
キエフ政権への援助をやめるよう西側諸国を説得する
最後の公的な試みをしているようだ。

安全保障理事会の会合は、
チョンガー橋への攻撃の後、
ショイグがクリミアへの攻撃は意思決定中枢への攻撃を引き起こすと
警告した後に行われた。
プーチンの口調と身振り手振り
（机の上で鉛筆をくるくる回す）から判断して、攻撃は決定された。

ロシア軍の反撃はいつになるのか？

攻撃は、ウクライナ軍が予備を使い果たした時点で開始される。
すでに現在、ロシア軍はクレメンナ近郊からリマンまで、
スヴァトフ近郊からクピアンスクまで前進している。
ロシア軍はクピャンスク郊外の北東2.5キロ、
シンコフカの西の森林地帯に塹壕を築いている。
クラスノ・リマンスク方面では、
ロシア軍戦闘機が野原にある敵の「拠点」をさらに2カ所占領した。

ロシアの軍事的思考はうまく機能している。
南部とバフムートでAFUの2つの攻撃方向を見て、
それらを封じ込めた後、
ロシア軍は半年間積極的な防衛に座り、
AFUが予備兵力を撤退させた場所を攻撃した。
主攻撃の方向がどこになるのか見てみよう。
敵とは異なり、ロシアでは誰もこの「隅から隅まで」について
騒いでいない。