第39回(公社)生体制御学会学術集会に参加してきました
一昨日、(公社)生体制御学会と名古屋大学環境医学研究所の合同開催による、第39回(公社)生体制御学会学術集会に参加しに行ってきました。朝から名古屋大学での開催だったので名古屋に前日入りして行ってきました。
◎第39回(公社)生体制御学会学術集会◎
日時: 令和6年8月25日(日) 午前9時~午後4時30分
会場: 名古屋大学 野依記念学術交流館 (東山キャンパス)
〇一般口演
月経困難症に対する鍼治療の一症例 東洋医学研究所® 橋本高史先生
鍼灸院における不眠症患者と不定愁訴の実態調査
-5年間の健康チェック表データを用いた調査- 東洋医学研究所®グループ 秋田壽紀先生Covid-19後遺神経障害の症状と治療 愛知医科大学(神経内科) 岩瀬敏先生
〇シンポジウム
テーマ「ここまでわかった鍼灸医学~脳機能と自律神経に鍼が及ぼす影響~」
総合司会:関西医療大学保健医療学部はり灸・スポーツトレーナー学科 教授 木村研一 先生
シンポジスト
「心循環動態と結腸伝播運動における鍼刺激の影響」
宝塚医療大学保健医療学部 鍼灸学科 講師 岡田 岬 先生
「鍼を用いたNeuromodulationと脳機能変化」
茨城県立医療大学保健医療学部医科学センター 助教 石山すみれ 先生
〇市民公開講座
教育講演①
演 題:「DNAの傷を治す仕組みと遺伝病」
講 師:名古屋大学環境医学研究所発生・遺伝分野 講師 岡 泰由 先生
教育講演②
演 題:「皮膚老化の謎を解く:幹細胞の役割と可能性」
講 師:名古屋大学環境医学研究所発生・遺伝分野 特任准教授 森永 浩伸 先生
特別講演
演 題:「記憶を食べる細胞 ミクログリア」
講 師:名古屋大学 名誉教授 澤田 誠 先生
去年参加した時は、最後まで見て帰りの飛行機にも余裕で間に合ったから今年も最後までいれるなと思ったら、去年より演題も多くヴォリュームのある会となってたので途中で帰る事になってしまいました。教育講演②の皮膚老化の話は、予習して行ったら鍼灸とも関連がありそうだったので楽しみにしてたんですが、なんともはや残念。皮膚の幹細胞と老化に関する話で、皮膚への刺激と血流循環が幹細胞にも影響するといった論文が昨年別の先生から発表されてたんですが、今回それについても詳しい話が聞けるかなと期待してましたが、後ろ髪引かれる思いで会場を後にしました。帰り途中ニュースを見て三条市に大雨警報が出ている事に驚き、足早に帰路につきました。非常にばたばたした一泊二日の旅でした。
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