「好き」「夢中」「ワクワク」という感覚を参考にするのをやめてみる

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「好きなこと」とか「夢中になれること」とか「ワクワクすること」という表現を使うのをやめてみる。

いわゆる「快感情」だけを頼りにしすぎると、苦しみを感じるものは悪、取り除かなければ、という発想になってしまう。

でも苦しみとか痛みとか退屈、っていわれる感覚も、人生の中には必要。


なので、「事実」に基づいて考えてみるのをオススメしたい。

つまり自分は何が好きなのか?と問うのではなく。

自分は日々何をしているのか?を客観的に把握する。

結局、今の自分がやっていることは、明日もやる可能性が高いし、1年後もやっている可能性が高いのだ。

「ついやってしまうこと」を洗練させて、

人に喜んでもらうものを生み出すにはどうしたらいいか?
お金を生み出すにはどうしたらいいか?

と考えたほうが早い。

ただし、時間を使っている対象がゲーム、漫画、動画といった他人が作ったもの である場合、それは時間を使わさせられているだけの可能性があるので注意が必要。

自分独自の価値を生み出す可能性がある「ついやってしまうこと」の特徴としては、

昔から育ててきた欲望であり、それに夢中になるためには、ある程度の時間の積み重ねが必要なもの

である場合が多い。たとえば絵をつい描いてしまう、というのは、絵をかく技術あってこそ。ついピアノを弾いてしまう、なども同様。

歴史に没頭したり、何かを調べたりするのも、それについて知識がたまっているからこそ面白みを感じられる。

そういうのがもしあるなら、そこにこれからさらなる時間をかけてしまうことに、できるだけブレーキをかけないようにする。

たとえばそこに没頭してしまった結果、今やっている仕事が中途半端になってしまったとしても、後悔をしないことが大事。

じぶんらしさ、自分の個性を形作っていくのはこういう時間の使い方だ。つまりあなたの人生において一番重要な時間の使い方だ。

その時間を削ってまで優先しなきゃいけないことなんて、あなたの人生に存在しない。

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F太
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