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英検準1級の手ごわいライティング対策をChatGPTで効率化&CBT受験した話!
1.はじめに
英検3級合格から約3年、高校2年生になった息子は今年、頑張って英検準1級に合格できました!
今回の合格のポイントは以下の3点でした。
①毎日コツコツ続ける習慣!
②学習スケジュールに合わせてCBTで受験!
③ライティングの採点にChatGPTを活用!
2.受験までの経緯
高1で2級に合格した息子はすでに英検から卒業した気分でした。
「せっかくだから準1級も受けようよ」と言っても、「合格してもメリットがない!」と、かたくなに拒否する息子。「持ってると、きっといいことあるよ」と説得してもなかなか聞く耳を持ちません。
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とりあえず現状の実力を測定しようと、過去問を解こうと提案してみるも過去問を1回分解くのに2時間かかるので、
平日は「部活で時間がない」
週末は「気分が乗らない」「長いのでダルイ」
とやる気になってくれません。
3.解決策
準1級の解決策を3つご紹介します。
解決策①毎日コツコツ続ける習慣!
「続ける習慣」に書いてあった内容を思い出しました。この本は2024年に読んだ本の中でトップクラスに面白かったです。
この本から習慣化するコツは「とにかく毎日やること。毎日やるには毎日やれる量にすること」だと学びました。週末に過去問やるのは難しいなら、毎日コツコツやればよいのねと考えました。
さっそく息子と話し合って、毎日夕食後の5~10分を使って、1ページだけ解くことで合意しました。ただし、一人だとやる気にならない、継続する自信がない、ということで私も一緒にやることに(笑)私も30年前に英検は2級を取ったっきりなのでチャレンジしてみる気になりました。
こんな経緯で息子と一緒に準1級の勉強を毎日することになりました。
解決策②学習スケジュールに合わせてCBTで受験!
ただし、ここで問題が!
毎日1ページ(5~10分)だと、過去問4回分を解くのに時間がかかります。
私の見立てでは対策に約4か月!
勉強を開始したのが3月中旬でしたが、24年度の第1回試験が6月2日なので、2か月半しかありません。
4か月後の7月中旬に受けたいのに。。
第2回試験は10月。それだと先過ぎる。。
そこで妻が教えてくれたのがCBTです。(ママ友情報)
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CBTだと毎週テストが受けられます。しかも試験会場が意外と近くにあることもわかりました!
CBTのメリット、デメリットをまとめると以下の通り。
<メリット>
・毎週テストをやっています!都合の良い日程で受験できる。
・一次試験(リーディング、ライティング、リスニング)と二次試験(スピーキング)を同時に受けられるので1日で済ませることができる。(通常の受験だと一次試験から二次試験まで1か月くらいある)
<デメリット>
・一次試験と二次試験を同時に受験なので、一発合格を狙うなら、両方の対策が必要。もちろん、作戦的として2回受験する前提もありです。
市内のテストセンターで7月中旬のちょうどいい時期に申し込めました。ただ、意外と人数が少ないので、早めの予約をおすすめします。
解決策③ライティングの採点にChatGPTを活用!
もうひとつ問題が!
英検ではライティングの比重が結構高いので、ライティングで合否が決まるといっても過言ではないそうです。(受け売り)
しかも準1級では、2級と比べてライティングの問題が格段に難しくなっています。
2級まではライティングの採点とアドバイスを私がギリギリできる範疇でしたが、準1級となると難しすぎて、理系の私では対応困難(笑)
悩んだ挙句、ChatGPTを使ってみました!
これは超便利!
かなり懇切丁寧に指摘してくれます!
こんな感じです。
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ChatGPTのプロンプトに以下の命令と息子のライティングを入力します。
「以下の英文の文法的な誤りを日本語で指摘してください+息子の英作文」
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すると、こんな感じで細かく具体的に指摘してくれます。
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最後に正しく校正してくれた文章も教えてくれます。
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この結果を印刷して、息子に渡します。
息子も「フムフム」とみて感心します。
素晴らしいChatGPT。なんでもやれちゃいますね。
英語が得意なのがあらためてわかりました。
これはChatGPTを使わない手はないですね!
4.結果
7月中旬の試験は一次試験はライティングで高得点が取れたこともあり無事合格、二次試験は惜しくも届きませんでした!
ちなみに一緒に受験した私は一次も二次も惜しくも不合格(笑)
息子は3か月後の10月にCBTで二次試験だけもう一度受けて、無事合格しました!(一次試験に合格すると1年間は一次試験は免除となる)
CBTって本当に便利!
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もちろん、ライティングだけで合格できたわけではありませんが、ChatGPT活用が役に立ったのは事実です。皆様の英検学習の参考になる部分があれば幸いです(^^)/