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さすが我が子なのだ

今日で1月が終わる。
長かったような、あっという間だったような。
ただ、愛犬の病気が発覚する前の生活がもう遠い昔のような気がしている。

今回、愛犬の病気が発覚し、入院、手術をしたわけだけれども
その後の通院や、流動食(リキッド)にもかなりのお金がかかっている。
そのお金をどこから捻出するか?
保険には入っていたから、実際支払う金額は満額ではないにしても
入院、手術だけで10万円かかっている。
通院も5千円から1万円、流動食(リキッド)は約1.5日で千円である。

しかし、そこはさすが我が子だな…と思ったのだけれど
まずは、12月に夫のボーナスが出たこと。
そして、12月に家のローンが終わったことが大きい!
たまたま…だけれども(当たり前)ちょうどいいタイミングだったことは確かなのだ。
もちろん、ローン返済にあてていた金額を、将来の為に貯金しようとしていたので(そしてちょっとはコソッと使ってやろうと思っていた)(おい)
その貯金が出来ない残念さはあるし
この先さらにどのくらいのお金がかかるかはわからないので、その分まで全て賄えるかどうかは不明だけれど
今のところ、あまり家計に痛さは感じていない。
(むしろ電気代の請求に目が飛び出るかと!!)

そこで思い出したことがある。
愛犬が初めて急性膵炎になった時のことだ。
日帰り入院を数日続けて(当時通院していた病院をあまり信用していなかった為、夜は迎えに行って連れて帰り家で過ごし朝また連れて行く…を繰り返した)その後の通院もかなり続いたし、今までのフードを見直す必要もあったのでかなり一気にお金が必要になった。

しかし、その時も我が子は空気を読んでいた…。
それは真夏だったこともあり、夫のボーナス直後だったこと(笑)
そしてなんと言っても助かったのが、国から支給されたコロナの給付金である。
本来、国が使って欲しかった使い道ではなかったかもしれないけど
夫婦でもらった計20万円は全て愛犬の治療費になった。

さすが我が子…なのである。
本当に本当にいい子なのだ。
最近は散歩も頑張っていて
一生懸命歩こうとする。
前のイメージで小走りしてみようとする。(そしてちょっとコケちゃう)

流動食を準備してるのを見ると逃げるけれど(笑)
待って待ってー!と追いかけると楽しんでいるかのように尻尾を振り振りしながら逃げる。
そして抱っこで連れて来られると観念したようにジッと耐えて流動食を受けいれるのだ。

明日は二週間振りの病院。
胃腸の状態を診てもらうのと経過を話し
脾臓を摘出したことで貧血があるのでその検査と
今後抗がん剤をしていくかどうかの相談である。
ここ数日、穏やかで静かな時間を過ごしていたから
そうか…今後の話をやっぱりしなくちゃいけないのか…
もしかしたら悪性腫瘍だったなんて夢で
これからもこんな風にゆっくりと過ごしていけるんじゃないの?だって我が子だよ???
なんて思っちゃっていた(思いたくて仕方なかった)自分に現実が迫ってくる。

がんばろう。
私以上に、愛犬は頑張っているのだから。


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