F・Shokai 藤原

F・Shokai 藤原商会代表 シューズアドバイザー藤原岳久のランニングシューズ、シューズレビューです。2時間34分(2018)のマラソン自己ベストの体力を使って、体で感じた感覚とその構造をロジックに、お伝えして行きます。 HP https://www.f-shokai.com/

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F・Shokai 藤原商会代表 シューズアドバイザー藤原岳久のランニングシューズ、シューズレビューです。2時間34分(2018)のマラソン自己ベストの体力を使って、体で感じた感覚とその構造をロジックに、お伝えして行きます。 HP https://www.f-shokai.com/

最近の記事

ADIDAS(アディダス)の逆襲

□アディダス旋風巻き起こる 10/14に行われた大学3大駅伝の初戦、出雲駅伝では関係者に激震が走った。 それは、選手のシューズ事情。なんと今大会の6区間のうち、ADIDAS着用ランナーが区間賞を5区間で独占したからだ。シェアは年々減っているものの、とは言え、区間賞輩出はNIKEの牙城であった感がある。それが今回でゼロになってしまったわけだ。 しかし、それだけではない。 全21校、126名の全選手のシューズシェアでは、NIKE、ASICS、ADIDASの順でNIKEがト

    • 出雲駅伝2024に見るシューズ事情

      【 國學院大学 】が優勝 大学3大駅伝の一つ、出雲全日本大学選抜駅伝、通称「出雲駅伝」が10/14に開催され、レースは後半3区間で連続区間1位で逃げ切った國學院大学が見事優勝した。 また、連覇を目指した駒澤大学が2位。やや区間順位に上下動があった青山学院大学が3位、2区吉田響選手が区間賞の創価大学が4位となった。 私はいつものように足元に注目! 出場21校の全126名(20校+IVYリーグ)の着用シューズを、今年は現場に行って生取材してきたので、早速出雲駅伝シューズ事

      • NIKEアスリートは、何故いまだに旧モデルをレースデイに履くのか?

        □NIKEの旧モデルをいまだにレースで着用するランナーが目立つ 第50回記念大会のベルリンマラソン2024、男子の優勝はメルケサ・メンゲシャ選手が2時間3分台の好タイムで優勝した。 そのとき、彼のユニフォームにはスウッシュ、足元はオレンジ色のNIKE VAPOR FLYがあった。しかし、このシューズ、実は旧モデルのNIKE ZOOM X VAPOR FLY NEXT%2(以下NEXT%2)であったのだ。 彼はアマチュアではない。NIKEのスポンサーを受けて走る、まさにブ

        • 公認5Kロードレースが日本では何故少ないのか?〜ランニング”先進国”USAと比較〜

          □公認5Kロードレースが人気のアメリカ フルマラソンこそがレース、と言う日本。一方、公認5Kロードレースがフルマラソン完走者を上回るというアメリカ、このことは日米のランニングカルチャーの違いを象徴する。 ただ、考えてみれば、シンプルに誰でも参加できる距離のランニングイベントが人気があるというのは当然と言えばという当然のこと。そして、彼らは、その距離、時間内で達成感や楽しさを満喫するというわけだ。 有名なNY5thの目抜き通りを走り抜けるNY5Th Ave 1マイル、今年

          パリオリピック男女マラソンシューズ事情を語る

          男子優勝はT・トラ、女子優勝はS・ハッサン パリオリンピックが終わった、そして、フィナーレを飾る男女マラソンには色々なドラマがあった。 男子はエチオピアのT・トラ選手が、オレゴン世界選手権に続いての、今回はオリンピックレコードでの優勝となった。日本の赤崎暁選手が自己ベストで6位に入り、東京大会に続いての日本選手入賞となった。とは言え、本番で自己ベストを発揮する彼のピーキングは素晴らしいの一言だ。 女子は、この超高速タイム時代に期間中、5000m2本、10000m1本を走

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          創業者が語るALTRA ブランドストーリー

          アルトラのコンセプトはシンプル 創業したメンバーのゴールデン・ハーパーとはクロスカントリーチームで高校生の初日からの仲だとか、アルトラ創業者の1人ブライアン・べクステッド氏が来日、日本でのアルトラディストリビューターであるロータス東京本社にて、彼のトークショーがあったので雨の中、駆けつけて話を聞いてきた。 ちなみに私事ではあるが、先日近所の川沿いで5Kのタイムトライアルをアルトラ版スーパーシューズ「バニッシュカーボン2」を履いて、それで16分48秒と自分にとってもなか

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          【NEW AGE RUNNER】ミズノは立ち止まらない。MIZUNO NEO VISTA登場!

          □MIZUNO NEO VISTA、スーパートレーナーを発売! ミズノの勢いが止まらない リベリオンシリーズの奇抜なスタイルで私たちを驚かせてきたミズノのモノ作りに新作『MIZUNO NEO VISTA』(ミズノネオビスタ 以下:ビスタ)が6/14(金)に発売される。 レースデイシューズでもなくて、デイリートレーナーモデルでもない。 かといって、レースデイシューズにもなるし、デイリートレーナーとしても使えるという、ズバリトレンドになりつつある、「スーパートレーナーモデル

          【NEW AGE RUNNER】ミズノは立ち止まらない。MIZUNO NEO VISTA登場!

          【NEW AGE RUNNER】HOKAの今後を占う!らしさ全開の2モデル登場!

          「HOKAを取り巻く現在の状況」 ミッドソールがない、クッションがない、機能性がないベアフットムーブメント真っ只中、その最中の2009年に突如としてシーンに現れたのがHOKA。 それまで見たことがない、冗談だろ?と言わんばかりの分厚いミッドソールだっただけその話題性はもちろんのこと、すでにクッション性に飢えた感のあるランナーたちを、まるでスポンジが水分を吸収するかのようにブランドの虜にしていった。 いわゆる厚底シューズの誕生である。 そして、今や厚底スタイルは、トレン

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          箱根駅伝は学生ランナーとシューズブランドのストーリーにも面白さあり

          □NIKE フィーバーは何だったのか 第100回大会の箱根駅伝2024は、駒沢大学有利の下馬評を覆す、青山学院大学の圧勝であったが、それと同じぐらい選手たちのその足元、シューズ事情にも多くのドラマがあった。 2017年、NIKEが速く走る概念をドラスッティクに変えた。ヴェイパーフライの出現は、その存在感の強さからワールドアスレチックスのルールすら変え、そして、それは選手とブランドの関係性も変えた。 この時期、NIKEアスリートが世界中の表彰台を独占。ライバルに勝つために

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          On(オン)は何がすごいのか?そして、今後はどうなる?

          □飛ぶ鳥を落とすとはこの事か 飛ぶ鳥を落とす勢いとは、まさにOnの現在成長のことを言うのではないか 今から10年前の2010年にスイスで誕生、オリヴィエ・ベルンハルト、デビッド・アレマン、キャスパー・コペッティの3人がスタートさせたそのブランドは、2019年現在でスイスランニング市場では4割、最大市場であるアメリカでも6.6%のシェアを持つ、まさに時代の寵児、今、最も勢いのあるブランドになったと言えよう。 特にブランドの間のシェア争いが激しいアメリカ市場は、ドメスティッ

          On(オン)は何がすごいのか?そして、今後はどうなる?

          なんか元気がない、NIKEの逆襲はあるのか

          □NIKEに異変を感じる 2017年のあのBreaking 2以来、レーシングシューズに新たなカテゴリー『スーパーシューズ』という呼称まで作り上げ、日本でも箱根駅伝でも90%以上のランナーが履く厚底フィーバーなる現象を引き起こしたNIKE(ナイキ)。とにかく、Vaporfly(ヴェイパーフライ)フィーバーが凄かった。 E・キプチョゲ選手が、ヴェイパーフライ4%を履いて最高の条件下で走った2時間00分25秒の後、イネオス159ではついに人類初のフルマラソン2時間切りを果たす

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          シューズアドバイザー藤原から見る中国シューズブランドの現在地

          □中国ブランドを着用するアフリカ選手が散見 あのケネニサ・ベケレがANTA(アンタ)という中国ブランドと契約というニュースが走った。長年スポンサードされてきたNIKEからの変更は、これが彼の晩年、引退間近という人もいるし、気分一新の意味もあるかもしれない。真相は分からない。 そして、最近海外のレースでも、チラホラとアフリカの選手が中国ブランド契約ランナーになっているのを確認できる。ワールドアスレチックス(世界陸上連盟)のレースで優勝したり、入賞したりするシーンが目立ってき

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          NIKE ペガサス40 & NIKE インフィニティラン4どちらかではなくて、両方をハキワケ

          NIKE履き分けの新定番! みなさん、こんにちは。ジャストフィットのお手伝い、FS☆ランニング代表: シューズアドバイザー藤原です さて、今回はNIKEから発売されたインフィニティラン4と定番のペガサス40は、何が違うのか、どう使うのか、そのポイントを解説していきたいと思います。 ズバリ、この2モデルは、NIKEでの履き分け効果を高める組み合わせです。 「NIKEのデイリートレーナーならペガサスを持っていてずっと履いてますよ」っていうそんなあなたにお届けしたい、今回は

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          Puma Magnify Nitro2 vs Forever Run Nitro どちらにしようかなではなく、どちらかの選び分け

          Puma デイリートレーナー選び分けのご紹介 みなさん、こんにちは。ジャストフィットのお手伝い、FS☆ランニング代表: シューズアドバイザー藤原です 今年正月の箱根駅伝、違う大学選手でしたが、往路で誰か一人は着用するというプーマリレーがあった出来事に象徴されるように、ディビエイトニトロエリート2やファーストRニトロエリートのようなレーシングモデルを知っているという方も、また、市民ランナーのみなさんなら、「誰でも履けるみんなの厚底」ディビエイトニトロ2を持っているという方も

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          スーパーシューズ対決!NIKE ヴェイパーフライ3vs MIZUNO WAVE リベリオンプロ

          今回はスーパーシューズ対決!NIKE ヴェイパーフライ3vs MIZUNO  WAVE リベリオンプロ みなさん、こんにちは。ジャストフィットのお手伝い、FS☆ランニング代表: シューズアドバイザー藤原です さて、今回はまさに元祖、速く走る概念を変えたオリジナルスーパーシューズのシリーズ5代目、『NIKE ヴェイパーフライ3』と唯一無二のシェイプをしたこれがデビューの『MIZUNO WAVE リベリオンプロ』の比較シューズレビューをお届けしようと思います。 NIKEヴェ

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          もはやサブ4シューズとは呼べない、ワークアウトシューズなんて呼ばせない

          ADIDASアディゼロボストン12&ASICS S4比較シューズレビュー みなさん、こんにちは。ジャストフィットのお手伝い、FS☆ランニング代表: シューズアドバイザー藤原です。 さて、今回はもはやサブ4シューズとは呼べない、ワークアウトシューズなんて呼ばせない、もとい立派なレースデイシューズへと変身した感が強い2品番。 ADIDAS ADIZERO BOSTON12(アディダスアディゼロボストン12) & ASICS S4(アシックスエスフォー)、今回はこの比較動画を

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