不思議は不思議のままに
十五夜の満月には、うさぎが住んでいてもちつきをしているんだよ。
と、僕も子どものころ親に言われた気がします。
満月の日、仕事から帰るとご飯を食べていた息子たちが興奮気味に、
「じゅうごやおつきさんみたよ!」
「さっきは、きいろかったのに、ごはんのときにみたら、うえにのぼってしろくなってた!」
と、矢継ぎ早に報告が。
なぜ月が丸いか?
なぜ色が変わるのか?
なぜ高さが変わるのか?
不思議なことばかり。
「不思議は不思議のままに」
というのが、息子たちが通っている幼稚園の先生たちの言葉です。
「それはね・・・」と、大人の理屈や理論を説明するのではなく、
「なんでだろうねー?」
と一緒に不思議がる。
すると、子どもたちはアレやコレやと、想像する。
「くもが、うごいているのかなぁ」
「つきが、くもをつかんでいるのかなぁ」
そんな子どもたちの「今」しかない感性や想像力を大事にしてあげたいのです。
「うさぎさーん!うちもお団子つくってたべたよー!」
「お餅つき、がんばってねー!」
そんな6歳と4歳です。
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