北欧の森のようちえん「季節のめぐりと子どもの成長」リッケ・ローセングレン先生の話を聞いて
一昨日、日本シュタイナー 幼児教育協会主宰のオンライン講座に参加。
きっかけは、地元の図書館で偶然見つけたこの本。
借りて、2週間まったく読めず、返却と同時に即購入(笑
そして、まだ読み切れていない・・・!!
息子たちがシュタイナーの幼児教育の中に入って2年。
生活のリズム、大人が模倣される存在でいることの大切さを、日々感じているところです。
先生たちの圧倒的な安心感と情熱、そして智慧の深さ、保護者コミュニティの心地よさ、色彩やリズムの心地よさなど、本当に出会えてよかったと思っています。
また、「自然が子どもを育む」ということは、ずっと大切にしていた価値観で、自分自身、自然の中で過ごす時間を大切にしてきました。
KEEP協会の環境教育フォーラムや、森のようちえん全国フォーラムに参加したりもしたっけな。
プロジェクトアドベンチャージャパンの代表に、「子どもは、ただ森で遊ばせておけばいいんですよ」と、言われたのも印象的だったなぁ。
なんにせよ、リッケ先生が園長をつとめている「こども島ボンサイ」は、シュタイナー 教育を基盤とした森のようちえん、ということでユニーク。
個人的に、興味のドストライクなわけです。
ということで、学びを少しシェアしてみたいと思います。
◆リズムの重要性
シュタイナー の幼稚園では、呼吸をすることのように、呼ー吸、静ー動、中ー外などのリズムが保たれています。
1日の流れの中には、good transition(よい移行)が大切。
朝、家から幼稚園に入るとき。
園から家に帰るとき。
活動と活動の間。
スムーズに次の時間に気持ちが流れるような「きっかけ」「儀式」のようなものでしょうか。
この活動のあとには、これが来るとか、先生がこれを歌い出したらこうなるとか、子どもたちにとっては「安心感」につながっているんだと思う。
そして、安心感があるから、その時間の中で伸び伸びと自分を発揮できるんだろうね。
幼児期は、子どもが「自由にする」ことがよいのではなく、「自由になれる力をつけていく」ことが大切なんだ。
◆Real Sense Experience (本物の感覚体験)
0-7歳は、健全な身体、はっきりした意志、豊かな感性が育つ時期ということ。
touch(触覚)、life(生命感覚)、movement(運動感覚)、balance(平衡感覚)が大切。
やっぱり、知性の前に身体が大事!!
自然の中で、木に登る体験は、やっぱり何にも優るなぁ。
運動によって脳が発達するという話も、最近ではだいぶ浸透してきたと思う。
自然体験が、脳や発達にどんな影響があるか・・・というところは、もっと学んでみたくなりました。
なんにしても、幼児期は「感覚的な刺激」が大切なんだと再確認できました。
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これは、書ききれない・・・。
4 elements(地水火風)の話、ナイフの話、デジタルメディアの話、自由遊びの保証の話などなど、書きたいけど、長くなりすぎる・・・(笑
プレーパークのことを思い出したりもしたなぁ。
とにかく、今の自分が大切だと思っている価値観と共鳴する時間でした。
デンマークの「子ども島ボンサイ」、いつか見学に行ってみたいです。
ちなみに、昨日も「自然が育むことと、都会でもできること」というタイトルで、リッケ先生のオンラインセミナーがあったのですが、これは参加できず、明日録画を見ようと思います。
本もゆっくり読み進めて、自分たちの子育てに生かします。
職場の幼稚園にも、この学びをどう還元していこうか、悩ましくもあり、ワクワクでもあり・・・。
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今日から3ヶ月間、わが家の本気チャレンジ始まりました。
キタハラタツヤさんのエールプログラム。
長男の凸凹した発達を、身体感覚のアプローチで応援します。
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