詩 第十六集 寂寞歌
一人が好きです。寂しさが好きなのかなと思うこともあります。寂しさに寄り添いたくもあります。自分と他者の両方に言える事ですが、寂しいと言う感情は複雑怪奇であり、私にとって、一生直視し続ける感情なのだと思います。
一人にならないでなんて言わないよ
いつかの過去のいつかの未来の慰みに
時を止めてあげればよかったのだと
分かっていても
捨て去らなければ恥ずかしいらしい感情を
持ち続けて誰かの夜に寄り添えるのなら
あんなに痛かったコンクリートの凹凸
それでも 走るしか無くて
変わらなかったままの
死んでいる時間を
斜め見る時 想う時
一つ見つからなくなって
一つ還ってくる
変わらない所一つ
戻れない所一つ
ばらばらのガラクタ掻き集めて身体を造って
さらさらのスナツブ寄せ集めて心を創って
雨が降って それで終わり
あなたは間違ったと彼に言ったね
私もそれを抱えてるとも知らずに
ただ 人が人を喰らわずに
只の一人として生きていけるように
投げ銭やってます。よかったら!
以下サンクスメッセージです。
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