詩 第一集 憐憫歌

初めての詩の投稿です。

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あなたが作った繭の中
私は蝶になりたかった
知りうる限り
貴女の全部が嫌いだ
可愛いと可哀そう
分から無くなりそう
猫に捨てられて
道の真ん中
波が恋しい
変わりたいと
変わってしまうじゃ
天と地ほど違うのね
蟻の慰めを
象はそのまま
踏みつぶした
潮の満ち引き
その爪の先にすら
触れられない
他人に残す
私が無い
篝火に走れば死ぬのだと知っている
蛾のようなもの
褒められない子は悪い子
火傷してしまうほど熱いかは
触れてみないとわからない
私が愛した女はね
必ず日々に喰われて
埋没していくのよ
怯えるように
街中に流れるフレーズを避けた
死にたくないと
僕らはあんなに泣いていたのに
一人でも楽しいは作れるけど
一人だけじゃ幸せにはなれない

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一つでも心に残れば幸いです。
何かを考え、思い起こすきっかけになってくれればいいなと思います。
掲載の形式については都度見直していきます。

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