詩 第十二集 抑鬱歌
抑えつけられるのは苦手ですが、鬱とは長い付き合いです。最近比較的仲良くやれている気がします。俳句多め。毎日投稿しています。
夏過ぎて 垂れる頭 向日葵の
桐一葉 逸早く腐葉土に さんざめく
残滓かき集めて幸せだなんて
いつも同じ気持ちでいることが
正しいこととは思わない
背中に付箋でも貼っちゃって内緒の話
液晶に映る顔
想像とは真逆だったり
ブラックドッグは胸の中
吠えて 唸って 跳ね回る
迫り上がるよう 背中を抜きんでて
じわりじわりと 脳漿を
甘く噛み込む 靄の牙
独りじゃないよ
勝手に独りになってるだけ
旅は地獄の道連れに 軽やかにまろやかに
別に一人じゃないのなら いだかれていて
悲観は振りまかない 変わりたいのだから
筆だけ走る ガラスの上
怖いよりも辛い方が耐えられなくて
怯えてたかつて
撫でる手でさえ 頭にはかざさないで
ともにはなれたと思わせて
いつもかげを感じて生きていく
とまってしまわぬように
投げ銭をやっております。よろしくお願いします。以下、サンクスメッセージです。
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