論より証拠の話

SDGsの目標5:ジェンダー平等を実現しよう
日本:120位/156位

あるNHKの番組を見て、昔は性差別の言葉が当たり前のように使われていることを知った。
というより、その時代はそれが当たり前で、差別だと感じることがおかしいほどだったのだと思う。


ここからの話は「ジェンダー平等」とは少し話がそれる。

現在、トランスジェンダー(性自認と先天的な性が異なる)とジェンダーレスファッション(異性のファッションを身に着ける)が周知されてきている。

その中でネックになるのは「性自認」というもの。

性自認は、声をあげなければ分からない。
自分が何者として扱われたいのか、言わなければわからない。

ジェンダーレスファッションを好む女の子が「~~ちゃん」と呼ばれても抵抗はない。
しかしそれに抵抗のある人間もいる。

でもそれは、声をあげなければわからない。
性自認は目に見えるものではない。

自分は何を好んで何者として扱われたいのか。

これを言わずに生活することができればさらに生きやすい世界になるのだろうけど、まだその段階に行くには早い。
段階を踏まなければ変わるものも変えられないのだ。きっと。

「この扱いをされるのが嫌だった」と後から言われても、言われている側は伝わるはずがない。
それはまだ「性自認」というものに目を向けられていないから。
そんな世界にいるうちは、まだまだ伝えなければいけないことが沢山ある。
相手を勝手に悪者にするのは、卑怯だ。

誰も卑怯にしないために、声をあげなければならない。

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