僕の想像力に価値を与えてくれた人がいる
たまに、寝る前に宇宙について考えてみたりする。最初は大きな地球から地球が砂粒ぐらいになるまで。
けれど、宇宙の果てを想像すると、自分が砂浜の砂粒より小さな存在に成り下がってしまいます。そうすると日頃の嫌なことなんてちっぽけに思える人もいるだろうけど、僕は怖くなってしまっていました。今頑張っている事の意味さえ失われそうで。
想像は時に自分を惨めにしてしまうから、僕は果てしない想像はしないように心がけていました。しかし、宇宙の先にあるものがどうしても頭から離れないことが、小学生の頃からありました。
頭の中で冒険していると、途中で人間みたいな奴に出会ったり制限を知らない妄想の中で遊んでいました。
そんな時、sf作品の祖と言われているジュール・ベルヌの「人間が想像出来ることは、全て実現可能な事象である」という言葉に心打たれた。
この言葉は、今まで遊びでしか無かった僕の想像に価値を与えてくれました。
1000年前、馬より早く走るものが当たり前にある生活を想像してた人がいただろうか。
100年前、雲の上にある宇宙に行けるなんて思ってただろうか。
現在、絵空事達は形になり僕達の目の前にある。その事実とジュール・ベルヌの言葉が僕に勇気を与えてくれる。今日は少し宇宙に冒険に行ってきます。