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アプリの収益化について

今回は自分がリリースしているゲームアプリの収益化の話について書いてみようと思います。


広告媒体の選別


現在私はApp Storeで5つ、GooglePlayで2つゲームアプリをリリースしていますがいずれも広告の実装にAdMobを採用しています。
開発当初は何も分からないままどうすればアプリで収益化できるんだろうと調べていたところいくつか広告サービスがあることが分かり、
その中でも断然AdMob関連の記事が多かったのでこれにしようと決めました。
参考の記事が多いほうが後々実装しやすいと思ったからです。
あとは自分は実装した経験はありませんがUnity Adsというものもあります。




アプリへの実装


最初はバナー広告の実装から始めました。
バナー広告っていうのは画面の下部とか端っこに出てくる広告です。全画面に表示されるインタースティシャル広告とは違いさりげなく隅っこに細長く表示されるタイプです。

ひとまずバナー広告を実装した状態でAppleに審査提出しました。
Appleの審査中にふと広告の売り上げを見たら1〜2円が収益になっていて、当時それだけでめっちゃ喜んでいました。たぶんAppleの人がテストのためクリックしたものと思われます。
ちなみに初めてのアプリ審査結果待ちの時は緊張し過ぎてソワソワしてとりあえずストリートビューでApple本社の周りをウロウロしてました。

その後無事アプリ審査も通りましてApp Storeにてリリースされました。
数日経ってからバナー広告だけでは収益の伸びが悪いのでインタースティシャル広告も実装せなあかんなぁということで早速インタースティシャルも実装しました。

バナー広告だけの時より収益が上がりました。
インタースティシャル広告は画面全体を広告が覆うので表示のタイミングは慎重にならざるを得ません。ゲームオーバー時かステージクリア時が最適です。なんせプレイヤーのストレスにならないタイミングでの表示がベストです。



新しい広告にチャレンジ


今まで実装したことのある広告はバナー、インタースティシャル、リワードでしたがつい最近「アプリ起動時広告」というものも実装してみました。


こちらはアプリを起動している状態でホーム画面に戻りバックグラウンドにしたあとアプリを再度起動してフォアグラウンドになった時に表示させる広告です。
自分は最初この広告はユーザーにとってストレスなんじゃないかなと思ったんですがGoogle曰く、ユーザー維持率とアプリ評価には変化がないという実証があるようなので、じゃあ自分のアプリにも実装してみようかということで試してみました。
感触としてはバナーとインタースティシャルの中間のような位置付けの広告だという認識です。


実装のほうはなんとかできたのですが、正直収益のほうはそれほど効果があるとは言えずまだ様子見の状態です。
こちらのアプリで実装してます。




失敗談

失敗談というかリジェクトされた経験をお話しします。

広告が閉じれない

過去にAppleに審査提出をした時にリジェクトされたことがあります。
理由はインタースティシャル広告を閉じることができないので却下。
丁寧に写真まで送っていただきました。その画像を見てみると確かに閉じるボタンが無かったですね。こればかりは私にはどうしようもなかったので再度ビルドして提出しなおしたらすんなり審査が通りました。

広告表示のタイミング

こちらはGoogle Playにて広告の表示タイミングに関するリジェクト。
ゲームオーバーになった際にリスタートボタンを表示させていたのですがそのボタンが広告の下に隠れているということで却下喰らいました。
これは当然と言えば当然ですね。
広告を閉じたタイミングでボタンを表示させるように修正して再提出したら通りました。

広告内容がいかわがしい

こちらはアプリをプレイしてくれたユーザー様からのレビューで書き込んでいただいたものですが、「子供にゲームをプレイさせてとても楽しんでいるのですが全画面で出てくる広告の内容がいかがわしい」というレビューをいただきました。
これはAdMobの設定画面でどのような広告を表示されるかを調整できるのでそこで適切では無い内容のものをブロックして対応いたしました。


今パッと思いつくのは以上です。
3番目のいかわがしい広告の内容ブロック設定などはリリースしているアプリのターゲットユーザー層にもよると思うのでその辺は慎重に調整が必要かと思います。

以上この記事が誰かのお役に立てればと思います。


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