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稼げる会社と稼げない会社

稼げる会社と稼げない会社の境界線ってなんでしょうか?
よく経営者が集まるとそういう話をします。

稼げない会社は、経営者が近くばっかり気にしてる。稼げる会社の経営者は、3ヵ年計画の達成をしっかりと見つめている。

と答えたある社長。

その後、他の社長から、毎日のように軌道修正や微調整は必要だと猛反撃喰らっていました。

どちらも正解だと思いますが、今日話す内容はそういう観点ではありません。

私が今日話すのは、「顧客の選び方」です。

ある企業Aは、目先の売り上げ欲しさに、本来であれば、契約すべきではない契約まで取ってしまっていて、

もう一社のBは、目先にはブラされずに、ちゃんと自社の顧客層を見定めて、その層のみのお客様を獲得していきました。

Aは、
獲得したいがために「お願いします営業」をしてしまったお客様は、クレームも多く、契約後の対応に色々と追われたり、契約時に無茶を聞いてしまっているため、利益率も労働生産性も悪いです。

それは分かっていても、どうしてもAのような企業はできてしまうのです。

なぜでしょうか?
それは「スタッフの評価制度」です。

スタッフは、予算達成率で昇給昇格が決まるところは、そのための動きとなります。

しかも、なかなか達成しづらい予算の企業は、1回の達成に全てをかけて、来期の達成は無視してでも今期の達成に賭けてしまうことがあります。

評価制度が、自社の客層を悪くしている実情があっても、そんなに完璧な評価制度が作れるわけではないので、これでよしとしてしまったり、、、まあそういったことはどの企業でもあることです。

理念経営といっても、なかなかうまくはいかないものです。

評価制度と企業の客層が「連動」するのは、企業の社長はだいたい把握しています。

それでも、そこを大きな問題にせず、性善説で進めています。

経営者と言っても全部が完璧にできるわけではなりません。
そして、出来たと言っても、そこからどんどんと進化させないといけないんです。

稼げる会社は、
「クライアントの選び方」
「無理しすぎない営業目標」←ただ低くてはもっとダメ
「スタッフの評価制度」
このキーワードのバランスがキーとなります。

正解がない経営の世界。これを楽しめなければ、経営者は無理です。

あと、稼げる会社の共通点は、
「スタッフの元気」と、
「遅刻の無さ」です。

最近はオンライン会議も増えましたが、00分に会議がスタートしない企業が多すぎです。

3社でクライアントのところに商談に行くという待ち合わせを行なった際も、必ず遅刻する企業は決まっています。

「元気」と「遅刻の無さ」というキーワードは常に意識しておくと良いです。

稼げる企業には、ある程度のキーワードというかパターンがあります。

まずは、それを真似てみる。
そして、完全に真似れたら、進化させてみる。

日本企業がどんどんと強くなっていくことを期待しています。

といいながら、

そういえば昨年の今頃、岸田さんが「金融所得課税強化」とか言ってましたね。
税金を一律?20%アップ?もう忘れましたが、そんな変な案もありましたね。
日本で事業やるより、海外で事業やった方が良いのかなと思ってしまうような施策でした。

日本で起業したいと思えるような国にして欲しいなと思っていながらも、あの時から動いていた「野尻の海外事業・海外法人プロジェクト」。かなり現実味が出てきました。日本の4社を安定化させたら、海外展開もしっかりと頑張ります。

もちろん日本も大好きなので、引き続き日本も頑張ります!税金次第!


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