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がまんさま ≒ 天邪鬼
26日に更新した『赤い光と黒い壁』。黒い鳥居でヒットした『〇〇神社』に参拝へ行ってきました。
・11月27日(月)
連続参拝600日目。「いつも参拝をする近所の神社の他に・・・」と考えていた結果、どうしても黒い鳥居が気になったので『〇〇神社』にも参拝へ。
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その神社は、”がまんさま”が有名です。
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「がまんさま」は、手水鉢を支える四方の支柱になっている鬼の石像のことで、寛政年間(1789~1801)に築かれたと伝えられています。長い年月苦難に耐え、同じ仕事に飽きることなく手水鉢をささえているそのがまん強い姿から、人の道も努力・忍耐・継続こそが開運を招く基であると諭しています。四体それぞれお顔が違います。
神社で頻繁に見かける”がまんさま”(”がまんの鬼”とも言われます)。”がまんさま”を調べていくと”天邪鬼”と同じだという方も・・・。”天邪鬼”について、こちらの方が詳しく書かれていました。
話を少し戻すと・・・「そもそも我慢とは?」と。
我慢は、仏教語で七慢のひとつで、サンスクリット語「mana(マーナ)」の漢訳。仏教で「慢」は、思い上がりの心をいい、その心理状態を七つに分けたものが「七慢」である。
サンスクリット語のマーナ。確かに以前も調べたことを思い出しました。
では、”七慢”とは・・・
慢は、慢・過慢・慢過慢・我慢・増上慢・卑慢・邪慢(じゃまん)の七慢に分けられます。
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一番古い、阿府神社(仁和元年・885年)についても、さらに調べてみました。
元々は鐙明神社(あぶみょうじんしゃ)と言われていたそうです。
師岡熊野神社には、平安時代に京都の朝廷から遣わされた勅使一行が、子安の浜から熊野神社を目指して北上したとの社伝があります。〇〇までやって来た勅使一行は、鶴見区との区境の尾根道を通り、ちょうど現在の〇〇小学校がある辺りで、馬の鐙(あぶみ)を置いたのだそうです。『新編武蔵風土記稿』は、「貴人」がここを通り過ぎる時に鐙を落としたと記しています。
村人は、その鐙をご神体として鐙明神社(あぶみょうじんしゃ)を建立しました。そうして、その辺りの土地を宮谷、神社へ向かう坂道を鐙坂通りと呼ぶようになったのだそうです。鐙明神社は、後に阿府神社(あぶじんじゃ)と改称して祭神も武内宿祢命となりました。現在は場所も移動して、〇〇神社の中に合祀されています。
阿府神社、鐙明神社を調べていると・・・やはり、師岡熊野神社というキーワードが。
師岡熊野神社は何度も何度も参拝へ・・・。
『〇〇神社』経由で、知り合いに会いに行くとお店が定休日でしたので、1駅歩いて『〇〇池弁財天』にも参拝へ。
帰りの電車の中で、妙に掌の中が・・・ザワザワしていました。何かに満ちているような不思議な感覚に・・・。
一旦帰宅し、近所にあるもう一つの神社にも報告を・・・。
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結局、600日目は・・・四ヶ所の神社へ。
家に戻ろうと・・・角を曲がると、立派な月が、ど〜っんと。
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調べたら・・・満月でした。「あの掌の感覚は、もしかしたら・・・」。
そんな連続参拝600日目でした。
鐙(あぶみ)、阿府(あぶ)・・・阿夫利(あふり)、やはり・・・いつか『大山阿夫利神社』へ行ってきます。