なぜsuaoki製の大容量蓄電池と太陽光パネルのコンビがオススメなのか?
みなさん、こんにちわ。
私は3・11直後の記事で「自家発のイノベーションにより電力自立の時代が来るだろう」と近未来を予測しましたが、ようやくその段階に入ってきました。
一般家庭のグリッドオフが技術的に可能になり、かつそれが電力会社と契約するよりも経済的であるならば、消費者は当然そっちの選択へと向かっていく。
私はそれが環境的に容易な田舎・郊外から始まっていくので、電力会社は消費密度の高い都会でしか経営が成り立たなくなっていくだろう・・と予測しました。
そういう時代の入り口に差し掛かってきたと思います。
以下、前回の2記事です。
http://freezzaa.com/archives/5585
http://freezzaa.com/archives/5605
ただ、前2記事で紹介したシステムは、バッテリー容量のショボさが欠点でした。だから、グリッドオフではなく、あくまでサブシステムとして紹介しました。
しかし、大容量の蓄電池で、かつ簡便な装置ならば、グリッドオフも視野に入ってきます。
前回はsuaoki製の約2万円のポータブル電源を紹介しましたが、今回は同じsuaoki製の大容量タイプを紹介します。
なぜsuaoki製の大容量蓄電池がオススメなのか?
まずはこれ、「suaoki ポータブル電源 G1200」です。
容量332000mAh/1200Wh(AC:1000W 瞬間最大2000W)24ヶ月保証、169,880円。
ついこの前までセール特価でさらに3万5千円引きだったんですが・・。
suaoki製がいいのは、太陽光発電と家庭用コンセントの両方から充電可能で、かつそのまま家電製品用の持ち運び可能電源としても利用できることなんですね。
だから家庭用蓄電池や防災用・キャンプ用電源としても使える。
で、似たタイプで、価格もあまり違いありませんが、
「suaoki ポータブル電源 G1000」タイプもあります。
容量369600mAh/1182.72Wh(AC:1000W 瞬間最大2000W)24ヶ月保証、179,880円。
ちなみに「Wh」(ワットアワー)という単位ですが、500Wのエアコンを1時間動かしたら「500Wh」になるといえば分かると思います。
だから容量1200Whだと、消費電力80Wのテレビと20Wの蛍光灯が合わせて12時間使えるという計算になります。
このクラスだと、電力自立はまだ無理ですが、日常的に使用することにより、電気代を大幅に安くすることには効果があると思います。
設備導入費は、大雑把ですが、数年で回収できるはずです。
これだと、日常使用用、防災・非常用、アウトドア用はむろんのこと、
「医療用」としてもいいんじゃないかと思います。
北海道や千葉で現実化した「長期停電」では、透析患者のような、電源使用の装置が必要な人たちが物凄く困って、他院への移動を強いられたケースも多かった。
一般にビルや施設に装備の非常用発電機はもって数時間。
燃料を備蓄しているところはその分だけ持ちますが、普通は安全上からもそれほど備蓄しない。
この「G1000ポータブル電源」なら、普段から、医療装置とコンセントの間に挟んでおけばよい。停電・即ポータブル稼動ですから、停電を心配しなくともよい。
見てますか、お医者さんや看護師さんや医療法人職員さん。
suaoki蓄電池を使うと発電システムがこんなにすっきりする!
ところで、本題は太陽光発電のシステムがすっきりしてよい、です。
要は、太陽光パネルから伸びたコードを、「IMPUT」部分に繋いだらええのんどす。
見ての通り、同じsuaokiの太陽光パネルから延びた一本コードを、蓄電池のINPUT部分に差し込んでいるだけ。複雑な配線などいらない。
で、そのすぐ下には、出力用の通常の家庭用コンセント部分がある。
インバーター内臓なので、そのまま家庭標準の100V機器が使えます。
この蓄電池は、150Wパネルを使用すれば、8~10 時間でフル充電可能。
折りたたみ式のパネルを使えば、両方とも持ち運び可能。最高のコンビです。
ただし・・・。
上のsuaokiパネルは最初から一本線のDCプラグタイプ(パソコン本体にはめるのと同じもの)にしてありますが、一般に、パネルだけ買うとプラマイの二本線になります。
しかし、それでも下をご覧の通り、パネルが増えても決して複雑ではない。
このように連結して増設可能です。
むろん、パネルは一枚売りしているので、発電量は好みに設定できる。
これは「ECO-WORTHY ソーラーパネル 100W」¥9,800。
こっちは「ECO-WORTHY ソーラーパネル 180W」¥19,900。
ところで、太陽光パネルのケーブルは「MC4 コネクタ」という特殊なものを使っている。といってもビビることはなく、要は連結したら抜けにくいようになっているだけ。
また、ソーラーパネルを連結する際はMC4の「Y字型」を使う。
まあ、アマゾンに出展している各パネルメーカーは、必ず自分のところの規格に合った「Y字型」も公表しているので、合わせるといいかもしれません。
そして、バッテリーに繋ぐところで、こういう接続用のものを用いる。
ソーラー用ケーブルはどれもMC4型ですが、入力部分の端子は、蓄電池の種類ごとに異なってくるので注意が必要。ここだけはよく見てください。
たとえば、上のsuaoki G1000電源に対応しているものなら下のタイプ。
suaokiの一本線化するDCプラグタイプもあるが、レビューでは、なんと極性が逆の品をつかまされたという声があるので、勧められない。
まあ、2015年創業のベンチャーなので、まだそういうことがあるのかも(苦笑)。
(どうやらG1200電源のほうは入力プラグがこのタイプだけのようだ?)。
つまり、一連の太陽光自家発システムとして、
太陽光パネル、Y字型コネクタ、延長ケーブル、(その延長に付いてなければ)蓄電池接続用のケーブル、大容量蓄電池、などが必要になります。
上のようなインバーター搭載電源を使えば、配線は決して難しくありません。
というわけで、これから太陽光発電のシステムを自作したい人は、
suaoki製の大容量蓄電池がオススメです。
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