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人間観に見透かされたい、はたまたその逆
私は病院が好きだ。病院に行くと、看護師さんが優しく迎えてくれるからだ。保険証を出して問診票を書いて看護師さんにちょっと質問される、あのくだりをこなしているだけで、立派な社会生活を送っている気になれる。
私はそもそも、看護師さん、ひいては職業人と話すのがそもそも好きだ。信頼している。
ここで、「怪獣8号」というアニメを見ていてふと思ったことを話したい。(以下そのアニメの冒頭のネタバレを含むので見たくない人はすぐ逃げるべし)
骨折して病院に入院した主人公が色々あって怪獣の姿になってしまい、病院から逃げ出す。その後外で人間の姿に戻って病院に帰ってくるが、看護師が「患者の方ですよね!」と迎えてくれるのだ。
このシーンを見て、見た目さえ人間だったら、中身がどうであれ、職業人はお客さんを人間という記号に置き換えて接するのだと思った。
職業人が持つ人間観に染まることは、正直楽だし嬉しい。(お客さんはだいたいこういう動き、質問をするよね〜)というスタンダードに私がはまれたとき、これはもう脳髄が痺れるような気持ちになる。
家族や友達に対しては、それをしたくないと思ってる自分がいるのは、なんでなんだろうな、、、。
他の人と違う私を受け入れてほしいという気持ちはまず間違いなくある。
この思いを持ってるのが、今後いい風に作用するのか、はたまたどうなるのか、、、。
ぼんやり考えてみたい。