ドンキpc nanoteを Linuxインストールしまくって検証
ファンレスで、通常USB充電が可能な変態端末nanoteにWindows10が壊れるまで入れたので備忘録。
・Android系 Android_x86
コイツの特性として、「intel PCで Androidを正確に再現する事」が最大の罠で、デスクトップ環境にそもそも向いていない。しかも3回に1回ぐらいタッチパネル認識しないのでつらい。光学トラックポイントも認識しないので。あとスピーカーも認識しない。
Android 5版をインストールする際にWindowsを壊してしまう。多分私の過失。
インストーラーに見慣れない画面があったんだよなぁ……
・Android系 prime os standard
↑をデスクトップ環境に最適化した真打。Android7ベース
光学トラックポイントとスピーカーを認識しない以外は良好。
そこに満足しないで、 Linuxに手を出すが、今思えば「Tremux」というアプリをインストールして、ターミナルから設定いじったら解決したかもしれない……
・Debian系 Ubuntu
重いので除外。Windows10を我慢して使う方が幸せになれる。
・Debian系 lubuntu
サクサク。GUI(LxQt)で光学トラックポイントを認識。タッチパネル、スピーカー認識せず。立ち上がりが若干重い。
・Debian系 Q4OS
サクサク。光学トラックポイント認識せず。タッチパネル、スピーカー認識せず。立ち上がりも早い。最小インストールしても、後からパッケージマネージャーやらブラウザやらインストールできるので、「GUI揃えてから、後は全部自分で設定したい」というワガママな初心者向け。
・puppy Linux?
なんで「?」なのかというと、こいつは10年ぐらい前まで、かつて「Slackwareベースで、なんでも動くos」として支配的な地位を獲得していたのだが、現在はSlackwareだけでなく、Debian(つーかubuntu)系に傾倒していき、ベースもバージョンもこんがらががってpuppy内乱状態で、わけわかんなくなってる。インストールは結果的に失敗。
フルーガルインストール(メモリーだけで起動する形式)のみを継承してむしろ重たくなってる?
・arch 、Debian
有線LAN環境捨ててたので断念。LANケーブル入手してどっかで通信環境借りる予定。
・課題
光学デバイスをlubunuが認識していたので、きちんとやれば解決できるはず。
スピーカーは、早急に勉強しなおし。
タッチパネルは後回しでいい。
Debian系でそこまで動くことは確認したので、RedHat系を入れてみる。
archは個人的に興味はあるけど、極力固定リリースのディストビュレーションを使いたい。なぜなら Linuxに不向きのAtomCPUである事と、所詮ホビーPCなので煩わしいメンテナンスしたくない。
・ディスプレイ
ディスプレイはハードウェア側が縦画面で、適正比率が1200x1920という設定しか入っておらず(おそらくタブレット用のディスプレイにnanote用に組み込んだもの)xrandrで追記もできないので、下記のコード(不正確かも)で、なんとか使える。逆に言えばターミナルでコイツを叩けばどんな LinuxのCUI、GUIでも多分使えるはず。
$ xrandr -o right
$ xrandr --output DIS-1 --scale 2x2