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原発事故専用の錠剤

これはドイツの原発の近くに住んでいる人なら持っているもの、昔から原発の近在(数キロ以内)の住民に配られていた「原発事故専用の錠剤」です。成分はKaliumjodid G.L. 65mg です。生後1ヶ月までの子供は4分の1錠、1ヶ月以上36ヶ月以下は2分の1錠、3歳から13歳までは1錠、13歳から40歳は2錠です。「治療用ではない」「原発事故専用」、つまり原発が爆発したら使うものと指示されています。原発の稼働前に各家庭に配られ、知らせ(原発の爆発)を聞いたら直ぐに飲んで、一刻も早く遠くに逃げてください、とも言われたそうです。ドイツと言う国は「現実に立ち向かう」気概がありますね。飲んでから15分程度で甲状腺をこの成分で一杯にしてくれて放射能の吸収を防いでくれます。私もこのカプセルに2錠入れてカバンにくくり付けてからもう9年になります。最大20年位は交換の必要がないそうです。まあ、使わないに越したことありませんが ... 

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