とびっきりな中華焼きそば
「これのどこがとびっきり?」と思うでしょう。ええ、そうなんです世の中には「見掛け倒し」が五万とあるけれども、これは正真正銘な「とびっきり」な一品なのです。
日本で生まれ育った日本人が海外で食べれる「焼きそば」は4種類、インスタント系、日本料理屋系、中華料理屋系、他のアジア食系です、ということにします(笑)。まずはインスタント系、たとえ、フニャフニャ、グチャグチャに仕上がっても味が濃いのでOK。日本料理屋系は大抵がソース焼きそば、これはこれでOK。中華料理屋系はそもそもお酢をかける発想がなく、しかしオカズが1杯のっているのでこれはこれでOK。あとの他のアジア系は、どこもかしこも中華寄りで日本のそれとは無縁、でも麺が食べれるのでセーフ、とします(笑)。
私的には中華焼きそばは、片栗粉(独だとジャガイモの粉)で麺にのせる大量な具にトロミが付いているもの、柔らか麺でも片面は焦げ目が付いている事、麺の焼き目を付ける油は「ごま油」であること(独だと Sesamöl の geröstet で kalt gepresst なタイプ)、麺と野菜(白菜など)を煮る際のダシは Maggi で良いけど KLARE BRÜHE が最適です。麺はそこいらのスーパーで売ってる極安中華乾麺でOK。かけるお酢はスーパーで売ってる「寿司酢(もどき?)」で十分。
時々、無性に食べたくなる「正統的な日本発祥の中華焼きそば」、写真のそれは独のどんなお店(前出の4系統の飯屋さん)でも食べられない「とびっきりな中華焼きそば」なのです ...
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