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子はかすがい:子供への愛情から夫婦の仲がなごやかになり、縁がつなぎ保たれることのたとえ
久しぶりの一人帰省
私には子供がいます。上が小学六年生、下が5歳のどちらも女の子です。結婚して15年目です。両親は九州にいて、自分は東京にいます。
あくまで一般的な話ですが、結婚すると夫婦で帰省しますよね。ましてや子供ができると、孫の顔を見せるのが帰省の一つの目的になりがちです。お盆や正月の前後で、家族を連れて帰省をするのが毎年の行事です。
視察視察で訪れた別府や小倉
以前の記事で書きましたが、リノベーションの事例の参考のため、別府を訪れました。その時は、翌日に下関や小倉を訪ねました。一泊二日で、別府日帰り、下関日帰りで両親には付き合ってもらいました。さぞ疲れたことでしょう。別に、一人で行ってもよかったのですが、(仮称)牧山テラスは母親の実家のプロジェクトであり、私が東京にいて遠隔になるため、何かの時は両親に対応してもらう必要があります。そのため、ある程度は当事者意識を持ってもらうためにも、両親を帯同して強行軍に付き添ってもらいました。
結果として、丸二日間両親と三人きりで、車で移動しながら様々な施設を訪れました。別府まで行って、温泉につからないはずはないですよね。笑 お昼ご飯はせっかくなんでお寿司を食べたりしました。下関日帰りの際には、自分の弟の家族も帯同してくれました。
そんなこんなで、最後にお弁当を買って、がらんどうになった戸畑の空き家にみんなで行き、家族で食事をしました。
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母の実家
繰り返しで恐縮ですが、この場所は私の母の実家であり、私の感覚としてはおばあちゃんの家です。自分が住んだことはない場所なので、計画が進行するほど、どういう場所なのかはもちろん気になります。その都度母親に質問をするわけです。60年前の話を遡ったり、記憶があいまいな話は叔父に確認をします。別府視察では昔話に花が咲きました。
私の母は、家族旅行をしている気分になったそうで、今回私がこんなことやろうとでもしない限りは、まず訪れることのなかった時間だと思いました。父も母も今はまだ元気で、70歳そこそこ。もちろん私の家族が一緒に九州へ帰省するほうが楽しかったとは思いますが、家族水入らずで三人で旅行のようなことができていることが、とても幸せな時間でした。
空き家対策の二次的効果
ここまでいろいろなことを進めてきて一番強く感じることは、空き家対策といっても置かれている状況は個々によって異なるということです。あくまで一事例として感じていただきたいのですが、、、。たまたま自分の場合はリプログラムして利活用することが、受け入れやすい土壌が親族内にありました。その結果、「家が残せる幸せ」のようなことを家族で共有でき、共有できたことにより、「プロジェクトを前に進める行動を一緒に体験」することができました。
一緒にクリエイトする時間を共有することで、「家族としてのつながり」を手にできるメリットがあると感じます。
もしも同じような局面でお悩みの方がいらしたら、よかったらホームページからお問い合わせをいただくか、インスタからメッセージをお寄せください。勇気を後押しすることくらいでしたら、できると思います。
私の感覚は下記のとおりです。
家はかすがい:家への愛情から家族の仲がなごやかになり、縁がつなぎ保たれることのたとえ
FromFactory KITAKYUSHU - 住むこともできるシェア工房
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