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食の秋、町中華へ行く。
朝晩涼しいのに、昼間はまだ気温が高いですね。
気温差に若干やられているのりおです。
それでも日差しは明らかに優しくなっているように思えるし、
日暮れはぐんと早くなっていると思います。
銀杏の匂いも漂ってきて、これはもう秋と呼んでいい。
秋といえば、皆さんは何の秋でしょうか。
先日ランニングをしたといった私ですが、
スポーツの秋はさすがに柄ではないので、
本を読んだり旨いものを食べたりして、
芸術と食の秋としたいと思います。
食の秋といえば、最近食べたもので唸りをあげたメシ。
町中華です。
近所にずっと気になる中華屋があり、
物件の内見時に不動産屋から「ここ美味いっすよ」と聞いていた店ですが、
どうも出不精だったり天邪鬼だったり、自分の変な部分が邪魔をして、
数年間行かずじまいだったのです。
この連休に、「遂に行こう」となり、
その暖簾をくぐる日を迎えました。
町中華って、なんでこんなに素晴らしいんだろう…
味・価格・人気・サービスに感動しかありません。
ランチタイムの行列に偽りなし。
この数年間に、一体どれくらい無駄に高い不味いランチに付き合ったり、アホみたいに飲んで二日酔いになったりしたのだろう。
私はなんて愚かだったのか、近所にこんな名店があるのに。(大袈裟)
しかもこの町に越してくる前から、教えてもらっていたのに。
灯台下暗しとは、まさにこのことです。
ミンチ肉たっぷり、ほのかに山椒が効いて
でも子供も食べられる麻婆豆腐。
味付けは濃く、ぶつ切り焼豚やネギと、
米一粒一粒が輝く大盛りの焼き飯。
酢と胡椒でいける、パリパリ皮の
手作り焼き餃子。
(※念のために言いますが、これは3人で食べました)
ここまで書いて、ふと
昔田舎で家族みんなで暮らしていた頃、
行きつけの町中華があったことを思い出しました。
我が家は外食は比較的少なかったんではないかと思いますが、
この中華屋さんには結構長い期間行っていたように思います。
自分が小学生頃から、大人になっても行っていましたね。
焼き飯はパラパラ系ではなく、ちょっとしっとりとボリューミータイプ。
なので、大人になるまで「炒飯はパラパラ」という思想は知りませんでした。
「天津飯」なんて言う料理は、この店で初めて知ったように思います。
少年ジャンプが置いてあって、注文の品が来るまで、
こち亀を読んだり、TVの新喜劇を見て過ごした記憶もあります。
今近所にある、初めての町中華が
「美味い安い」だけでなく、なぜか懐かしく嬉しく感じるのは、
忘れかけた昔の思い出が、自分の中で共鳴しているのかもしれません。
大型チェーン店も好きですけど、
こういう地域のお店がいつまでも残ってほしいなと思った、
そんなのりおの色の秋でした。
今回画像をお借りしたチャーハンのイラストがかわいい。
まるいさん、ありがとうございました。