失敗した「色ち買い」
3年程前、オシャレブロガーさんたちのブログを見るのが好きでした。
プチプラファッションで全身コーデをする人や、一品豪華なアイテムをさり気なく身に着ける人など、見ているだけで楽しい時間を過ごしていました。
毎日ブログを見ていると、じわじわと影響され、ブロガーさんたちが買い物をしたお店へ行きたくなりました。そのお店は、好んで行くお店ではないのですが、行きたくなってしまいました。
早速お店へ行き、ブロガーさんが着ていそうな服を購入。確かに手持ちの服と合わせやすくて、お財布に優しい価格です。それ以来、ブロガーさんをお手本に、お勧めしていた服を購入するようになりました。
しばらくして気になりだしたのが、「2色買い」「色ち買い」など、気に入った商品を、色違いで購入する技です。「色違い」と「買う」を掛け合わせた造語にもグッときました。
早速お店へ向かいます。目的は「色ち買い」。
その日は、セール品が多くありお財布事情も重なって、セール品から「色ち買い」をすることにしました。実は、このお店の色展開が好きではなかったのですが、ブロガーさんのように、このお店で「色ち買い」をしなければ気が済まない状態でした。
しかし、セール品から同じ服の「色ち買い」ができる商品がありませんでした。同じ形の半そでと長袖の「袖ち買い」ならできたので、妥協して「袖ち買い」を購入。ちなみに、「袖ち買い」は私が考えた造語です。
帰宅後、服を透明の袋から出して驚きました。
「袖ち買い」どころか、どちらも半袖でした。しかも色は同色。ただ単に同じ色の半そでを2枚買っただけです。
それなりに、時間をかけて買い物をしていたので、全身の力が抜けて「もう止めよう」という言葉が、すぐに脳裏に走りました。
それっきり、オシャレブログは卒業です。
そもそも外出が少ないので、服は気に入ったのを少し持っていればいいし、色展開が好みではないと分かっていたのに、真似をしたいからとは言え、執着しすぎていたようでした。
その後の話(20.11.18追記)
オシャレブログに戻ることはありませんが、以前失敗したお店では、たまに買い物をしています。
失敗を教訓にし、ワゴンの商品は袋に入っていたら買わない。気になるものはお店の人に確認してもらう。
色展開も、展開されている中から選ぼうとすると悩むので、まず好きな色があるか。あったら、形やデザインは好きか、などこのお店では色から考えることにしました。
そうすると、いい買い物ができています。
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