嫉妬について最近思っていること

嫉妬の感情が他の人のそれよりだいぶ強いなと感じて暮らしてきました。
同時にある意味では極端に薄いと感じてもいました。
主に恋愛でそれを痛感するシーンが印象的でなかなかキツイなあ……という暮らしでした。

一言でいうと「嫉妬は身を滅ぼす」を痛感していました。
ここに今は変化が起きています。
それを日々体感、体験している途上で新たに疑問に思う点が出てきました。

それは、
「これって私のもの、持ち物じゃねえんじゃねえのか?」という結構強めな実感です。

てっきりこれが性分で私とはそういうもので一生これと付き合うんだ、と決め込んでいました

「これがあるせいで」
「何でわかってくれないの」
「そういうのやめてよ」
などなどなかなかヘビィでした。
これがあるせいで私は……と。
多くを諦め、やる前から戦意喪失もあり。
繰り返される愛憎劇、しかも団員は私一人。
貧乏旗本ならぬ貧乏劇団です。
自作自演とは呼ばれたくない、でもマッチポンプではあった。

在り来たりでありながらもっとも難しくハンドルがきかない難所。
泥濘に足を取られたり、引き摺り込まれるようなとにかく扱い辛く厄介でどうにもならなかった感情の縺れ、しがらみ、絡まり。

でしたがどうやら違うっぽい。
今はそんな感想と実感なんです。

後付け、つまり巷でいう便利快適な暮らしの為のオプションじゃないなと。
言うなれば勝手にいつの間にか持たされていた単なる負荷なんじゃ?
勿論単なる負荷なので、誰がとか何の目的で、悪意、善意等々を超えたところの話として捉えています。

つまり私の本来から備わる持ち物ではなさそう。勿論あるにはあるけど、元々は適切な量と範囲の筈でそれは自然なものである。

ここが日々自然へと向けて軽くなっていく感じを最近では受けています。

急勾配、狼狽、断崖絶壁、孤島、鎖国、etc
これらをあの渋くて風情のある蝋梅へとひとまず舵を切っていけそうなんです。

目印がひとつ捉えられればそこを目指すうちにどんどん剥がれ落ちていく。

あなたなら嫉妬ってどんなジャンルやシーンで炸裂しますでしょうか。

それってパターン的、パターン別ですか?
それとも特定の発動条件下で起こりますか?

それで人生がかなしくなったりしてしまう事があったとしたらここからはいっしょに、例えそれがよちよち歩きでも変わっていけるんじゃないかなという気がしています。

自分を苦しめる従来の鎖やおもりをストン!といきなり降ろせたらきっとめちゃくちゃ気分よくなりますよね。

じゃ、また。

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