9/23(土)曇り
"自分にできないことはない"
と明確な目標設定もせず、知識を得ることもせず
のらりくらりと生きて来た。まさか窮地に陥る事になるとは知らずに。
既成の言葉に当てはめるならば"幼児的万能感"とでも言おうか。
特撮のヒーローに憧れ、"其れらに自分はなれるんだ"というようなお花畑思考。
形は違えどそれを保ったまま大人になった。
人の皮を被って、生存本能と目先の欲望を満たすためだけに生きて来た。
苦境にあるものは多数いて、同情し合うことはできるが、そこから先にはお互いに進む事は出来ない。沼の中で淀んだ愛情に酩酊するだけ。
だから"結論"は何?と問われれば
全ては自分でどうにかするしかないと答えるが
どうやって"どうにかするの?"と問われれば閉口するだろう。
もちろんできる限りの生きる努力は怠らないが。
今の自分は"生きる意義"自身の"存在意義"ばかり求めている
現実は活路を見出すことで精一杯な状況であるのに。
私自身の感情、人生観なぞ、雇用する側、または社会からすればどうでもいい事。
自分を捨てきれない。無に成れない。
感情や現実を言語化したところで自分の血にはならないが、"自分は生きている"という事実を確認するために、日々繰り返しているんだろう。
今日も時間だけ食いつぶした。
変わらず吉報は訪れず。
いくあてもなく徘徊し、少量とはいえ身分にそぐわない酒を煽った。
希死念慮に似た絶望感に苛まれている未明。
一眠りしたところで何も変わらぬ今。未来。
身の置き所が欲しい。落ち着けない。
見る夢も過去に自分を気にかけ、世話になった人間ばかり。
過去を振り返ったとて何もないと理解しているが、意識の奥では求め続けているのだろう。
元来の寂しがり気質が影響している。
迷惑をかけた皆様、もう会う事はないが本当にごめんなさい。
でも本当にありがとう。
私は現在進行形でどん底の中のどん底に沈んでいる。
意識の奥では"蜘蛛の糸"を求めているんだろう。
絵に描いたような"幸せ"が欲しいんだろうな。
この人生で会えるかわからないお前と、冷たい水だしコーヒーでも飲みたいね。
どうやら自分、人間には向いてなかったようだ