今思う事
これまでの家庭環境や現在置かれている立場は個人各々、一つとして同じものはないし、"人生"というものを"素晴らしいもの"と解釈するのも個人各々が決めるものだ。
何一つとして否定するつもりもないし、
人生の答えを決めるのはその人自身。
人は"模範"を定めてそれに従っていく習性があるとは思うが、其れらが人間の社会を生き抜いていく上で最も合理的なのかもしれない。
何にも従わず、答えも定めず、流浪し、道化を演じて享楽的に生きた人間の末路が今の私。
だがこれまでは退屈な人生ではなかった。幸せですらあったかもしれない。情けない人生ではあったが。
何かに期待して生きた所で何もないと宣っていた私だが、未だに何かの奇跡を期待しているのかもしれない。まだ自分の心を捕まえきれていない。
"ポジティブ""ネガティブ"という概念で物事を語るほどの余裕はない現況ではあるが
これまでの自分を知らぬ他者から見れば自分の背景など他人事。
心を削ってでも"普通"を演じなければ。
報いを求めず我慢を知れ。淘汰されつつあるならず者の自分よ。絵に描いたような弱者の自分よ。
今日も生き切った。
同じく生き切った貴方にも幸あれ。