高橋(往来堂書店)
千駄木の往来堂書店で文芸・文庫・海外文学・食カルチャー棚を担当しています。
アイコンは元スタッフの藤崎さん https://twitter.com/lila_fs_ に描いていただきました。
ご連絡はこちらまで→froggoeshome@gmail.com
最近の記事
【#001-後編】すごいぞ、平野啓一郎の小説は。 読書会企画「複雑な世界の歩き方を知る」|課題図書:平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ』
「複雑な世界の歩き方を知る」は、30代を目前に控えた悩める労働者、高橋、イワイ、チャプ太郎(以下チャプ)の三人が毎回一冊の本をテーマに、脱線したり自らの人生に引き寄せたりしつつ、これからの生き方について模索していく読書会企画です。 ※この記事は「後編」です。「前編」はこちら。 読んできた平野作品について 高橋 今回、それぞれ別の平野啓一郎作品を読んできたんですよね。発表年の順に追っていければと思います。それでは、チャプ太郎さん担当の『空白を満たしなさい』から。 『空白
【#001-前編】分人ってなんだ? 読書会「複雑な世界の歩き方を知る」|課題図書:平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ』
「複雑な世界の歩き方を知る」は、30代を目前に控えた悩める労働者、高橋、イワイ、チャプ太郎(以下チャプ)の三人が毎回一冊の本をテーマに、脱線したり自らの人生に引き寄せたりしつつ、これからの生き方について模索していく読書会企画です。 収録日:2024年2月24日 池袋のレンタルルームにて 「はじめまして」ではない自己紹介 高橋 それでは、よろしくお願いします。今さら自己紹介する間柄でもないんですが、いちおう。今回の発起人、高橋です。千駄木にある往来堂書店で働いています。そ