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働いたお金って?

わたしは将来のことを考えるのが苦手だ。障害の特性もあるのだろうが、不安感が強くなって、特にお金の計算がしづらい。

浪費家かといえば、そうではない。たまに洋服を買いすぎてしまうくらいで、基本的にはあまりお金を使わない性格だと自分では思っている。
家計簿をつけはじめた。Googleのスプレッドシートで、ひな形を出してくれている人がいたので、入力だけやる形だ。計算を自動でやってくれるので、とても便利だ。

しかし、それを反省して、いつまでにいくら貯めようとか考えるのが下手だ。そもそも頑張ってもさほど貯まらないのが辛くて、計算をしていて辛くなるので、泣いてしまいたくなるので、お金の話はたぶんこれからもできない。わたしが家計簿をつける理由は、単純に使いすぎ防止程度の効果だろう。

そもそも、行き当たりばったりの性格なのである。不安も強いので、将来のことは将来の自分が考えるようにしないと苦しくなる。頑張り屋なので、それなりの成果がでることもある。成果を予測して行動を起こすことは苦手だが、できる範囲で頑張っていくので、最終的にこれだけ成果がでていました、みたいなことはたまに起こる。

一人暮らしだとどうにかなるかもしれないが、子供のいる家族だとこれでは難しいということで、家計の管理は夫がしている。
わたしは食費と雑費の管理しかしていない。今月食費と雑費がいくらだったなぁ、程度の管理しかできないのである。
あと、病気になった時にお金が出る保険などはわたしが自分で管理している。それ以外は自分のスマホ代と、猫の病気の保険くらい。
独身時代はかかるお金が限られていたので、自分で支払いをすべて管理できていた。まぁ、家賃、光熱費、通信費しか固定費がなく、それ以外を食費、雑費、医療費で使っていくだけだった。生活保護だったときもお金は若干余る感じだった。それを考えると、それなりの節約生活はできていたことになる。

今回、A型事業所で働くことになり、利用料金を払っても何万円か収入が増える計算になる。年間にすると結構貯まるかもしれないなぁと思った。
しかし、お金が貯まったとしても、使い道が思い当たらない。
わたしの趣味はこうやって文章を書くことと、あとは手書きの日記を書いていること、そして洗濯とか自炊も趣味だと思っている。洋服を買うのは大好きだが、量が増えてきたので、これ以上は買わなくても大丈夫だなと思う。
お金の使い道がわからないあたりも、もしかしたら障害の特性なのかもしれないなぁと思った。

これから働き続けて、もしお金が少し余るなら、投資とかにまわしてもいいのかもしれないと思った。わたしはまったく投資がわからないが、夫はもしかしたら勉強をして活用してくれるかもしれない。

世の中の主婦もたぶん大半がそうだろうけど、わたしも夫に家賃を払ってもらっている。光熱費とかは、なぜか水道代だけわたしの口座から落ちているのだけど、月々3500円程度だから苦しくはない。スマホだって大手キャリアだけど、まぁ7000円くらい。洋服は月に2万円くらい買っていたけど、これからはそんなにいらないかなって。保険は猫と子供と自分のを合わせて3万円。
食費系は家族4人分を月にまとめてもらっている。学校のお金とか、学用品の少し高いものが必要になったときには、夫に支払いをお願いする。
やりくりができなくて足りないところは、わたしの年金で補完してきた。子供の加算が障害年金にはつくので、ちょっと黒字になっている。仕事をしていないわたしの家計がこんな感じ。

お金が足りているのに働き始めた理由は、福祉と繋がっていたほうがいいと判断したからでもある。A型事業所は半分は福祉施設だと思っている。もちろんちゃんと働かないとクビになるだろうけど。

仕事だから、薄給とはいえ、お金がもらえる。それの使い道すら思い当たらない。旅行には行きたいかもしれないが、我が家は旅行運がないのである。(別の話で書こうと思う)。猫もいるし、泊まりは不可能だと思ったほうがいい。

何かおいしいものでも食べるとかはいいと思う。
使い道が思いつかないとか、どれだけだよって自分でも思う。

そもそも、生活は質素なのが一番いいとわたしは思っている。禅のお寺みたいにシンプルで美しい空間が最高だと思うけど、実生活ではなかなかできないよね。
ミニマリストとかを検索しちゃう人なのですが、自分はあまり日本のミニマリズムを好きになれません。限界まで物を減らすとか意味ないと思うのです。でもある程度スッキリした部屋で、管理も簡単にしたいなら、習うべきところはたくさんある思想かと思いました。

話がずれたけど、そういうのもあって、お金の管理ができないので、余剰金が発生したらその都度夫にあずけてみるのもいいかなぁなんて。バカみたいな話だけど、世界でいちばん信頼している人だし、わたしのためではなくても、家族のために使ってくれると思うからそうしようと思った。

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